「やさい防除試験展示ほ総合検討会」を開催しました
2021年12月01日
JA全農あおもりは12月1日、青森市の県農協会館でやさい防除試験展示ほ総合検討会を開き、県やJA担当者ら19人が出席。2021年度の試験展示圃(ほ)における病害虫発生状況や農薬散布状況について情報共有するとともに、次年度の防除暦について協議した。
本検討会は2020年度からの取組みで今年が2回目。防除指導体制の強化を図ることで、主要やさいの高品質・安定生産を目指すことを目的としている。
今年度は昨年度実施のナガイモ・ネギ・トマトに加えてゴボウ・ニンニクを追加した全5品目の試験圃場を県内のJA管内に設置。出席した各JA担当者からは担当試験圃場の病害虫発生状況および防除指導内容について報告があり、効果的な薬剤散布方法など意見交換を行った。
品目毎の新剤で防除効果が高かったものについては次年度の防除暦へ採用とし、効果があまり見られなかったものは散布回数・時期の調整や他薬剤との併用を検討しながら防除暦へ採用することとした
全農あおもり生産振興部の沼田友行次長は「試験展示圃を活用することで、更なる防除知識の向上と指導体制の強化を図っていきたい」と協力を求めた。
次年度はダイコン・ニンジンの2品目を追加した全7品目で実施し、防除暦の作成に役立てる。
挨拶する沼田次長