「JA米穀担当部課長および担当者合同会議」を開催しました
2022年08月31日
JA全農あおもりは、8月31日、青森市の県農協会館で「JA米穀担当部課長および担当者合同会議」を開き、2022年産米の集荷対策を協議した。その中で、集荷目標数量を2130千俵(1俵60㌔)とした。21年産集荷実績から31千俵の増となる。
2年連続で主食用米の大幅な作付転換に取り組んだものの、需給環境の緩和による米価の低迷に加え、生産コストの上昇により生産現場は厳しい環境にある。JAグループとして連携し、生産者の手取り安定化に向けて、適正な価格形成を訴求していく。
目標達成に向けて、県産米の認知度向上・消費拡大を図るために、マスメディアを活用した啓蒙活動を積極的に行う。テレビ・ラジオCMの放送や、プレゼントキャンペーン、県内外の店頭における販促など。
他にも、「青天の霹靂」をはじめとする買取販売やJA共計の実施、特定米穀の集荷などに継続して取り組む。
全農あおもりの長内敏也米穀部長は「需要の減少や価格低迷、肥料など生産コストの上昇により、厳しい販売環境が続いている。JAと連携をとりながら環境改善に取り組み、生産者の手取り安定化を進めたい」と協力を呼びかけた。
また、7月に開催した「第7回青森県JA農産物検査員鑑定競技大会(団体の部)」の結果を発表し、第1位のJA八戸には賞状と記念の盾を授与した。
本年産の対策について協議