「土づくり指導力向上研修会」を開催しました
2022年11月01日
生産コストの上昇に伴い、肥料コスト低減に繋がる施肥技術を学び生産現場で活かして欲しい。
JA全農あおもりと青森県施肥合理化推進協議会、青森県は11月1日、黒石市の(地独)青森県産業技術センターで2022年度第2回目となる土づくり指導力向上研修会を開き、県内JA営農指導員らが参加。肥料コスト低減に繋がる施肥技術として、土壌養分に基づく肥料削減、有機質肥料や緑肥などを利用した削減などを学んだ。
土壌養分に基づく肥料削減については、土壌診断により土壌養分を計測し窒素・りん酸・カリ、それぞれの量に応じて減肥する方法。品目ごとの減肥基準が示された。有機質肥料や緑肥などを利用した削減については、有機質肥料の利用により化学肥料の削減に繋げるもの。慣行施肥の窒素半量を代替可能となる(水稲栽培の場合)など、試験結果を共有した。
研修会は、県が取り組む日本一健康な土づくり運動の一環で、生産指導現場で活動するJA指導員らの指導力向上のために開いたもの。第3回は1月末に予定している。
肥料コスト低減に向けた施肥技術学ぶ参加者ら