ＪＡ全農あおもりは１月１３日、十和田市のＪＡ十和田おいらせ本店で「２０２２年度ながいも・にんにくフォーラム」を開き、入賞者や生産者など関係者ら約９０人が参加した。ながいもは今月１２日、にんにくは２２年９月に審査会を実施。選出した入賞者１４人を表彰した。

　最優秀賞として表彰されたのはＪＡ十和田おいらせの寺澤和夫さん（ながいも）と同ＪＡの熊野雅人さん（にんにく）。２人には農林水産大臣賞が授与された。

　ながいもは全体の大小・形状の揃い、肉付き、毛穴や表面の凹凸の少なさなどを審査。にんにくは全体の大小や形状、乾燥や表皮の状態などを審査し選出した。

　このほか、２２年８月の大雨の影響でながいもの品質低下が多く見られたことから、排水対策の事例紹介や試験中の内容について共有があった。

　フォーラムは、栽培技術のレベルアップと高品質多収生産を目的とし、生産者および関係者の意識向上を図るために毎年開いているもの。

　最優秀賞以外の入賞者は次の通り（敬称略・かっこ内はＪＡ名）

　▽ながいも：優秀賞=土橋佳孝（八戸）、優良賞=立崎由紀子（十和田おいらせ）成田勝敏（同）向井徳敦（ゆうき青森）岡山雄哉（同）駒澤慎（おいらせ）

　▽にんにく：優秀賞=元澤和幸（八戸）、優良賞=東昇（十和田おいらせ）立崎洋史（同）長根一男（おいらせ）木野幸助（同）工藤宰（つがるにしきた）