お知らせ

サツマイモの生産強化と販路確立を

 JA全農あおもりは、JA津軽みらいとともにサツマイモの生産強化と販路確立を図っていく。

 国内のサツマイモ生産量は基腐病の発生で減少傾向だが、アジアでの焼き芋ブームにより輸出量は増加傾向にある。現在、海外需要に対し日本国内での生産が追い付いていない状況が続いている。

 JA津軽みらいは新たなサツマイモの産地化に向けて、2022年に「ハロウィンスイート」「べにはるか」の二品種を作付けし、今年はさらに作付面積を拡大する。

 これまでJA管内では高冷地栽培にだいこんやニンジン等さまざまな品目に取組んできたが、一部をサツマイモに転作することで生産者の省力化・安定収入の確保が期待され、JA全体として将来的な振興作物の定着を狙う。

 また、サツマイモ栽培には現存の農業機械で代用可能な作業もあるため、JAは生産指導および9月下旬の収穫時にはJA施設においてキュアリング処理による品質確保の実証試験を行うなど今後、生産者が取組みやすい環境を整えていく。

 全農あおもりとJAはリンゴほか果実の輸出実績を生かして販売先と連携しながら海外での販路開拓を進めることとしている。

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サツマイモの苗を植えるJA津軽みらい職員