JA全農あおもりについて

JA全農あおもりについて

組織概要

名称 全国農業協同組合連合会 青森県本部
略称 全農青森県本部
愛称 JA全農あおもり
設立 2001年4月1日
JA青森経済連とJA全農が統合し、JA全農あおもりとなる
所在地 〒030-0847
青森市東大野2丁目1-15
青森県農協会館4・5階 MAP
会員数 17(3准会員含む)
職員数 165名(2024年4月1日現在)
取扱高 1,374億円(2023年度実績)

基本施策

生産振興の強化

労働力不足の解消や省力化への対応、生産コストの低減など生産基盤の維持に努め、組合員の営農継続に寄与するとともに、JAと一丸となって営農を切り口とした担い手へのアプローチを展開し、系統未利用・低利用者および新規就農者の系統誘導をはかるため、以下に掲げる項目などに取り組みます。
  • ドローンの活用による播種・防除作業請負事業の実証
  • 土壌分析機能の充実
  • 「はれわたり」の栽培特性の把握
  • りんご高密植わい化栽培の普及拡大
  • ながいも・にんにく優良種苗の安定供給
  • 預託事業の取組強化および簡易牛舎等導入支援事業の実施
  • 事業部門と連携した大規模農家との接点強化
  • 農業後継者支援に向けた実践農場の設置
  • 新規就農者に対するトレリス賃貸借事業の実施

販売力の強化

安定的な販売先の確保や輸出の維持・拡大、購買意欲の喚起など有利販売を実践し、組合員の所得向上に努めるとともに、物流に係る2024年問題への対応を強化し、消費地から遠方に位置する本県の立地や品目特性を踏まえた流通改善への取組を加速させるため、以下に掲げる項目などに取り組みます。
  • 米の事前契約・複数年価格固定契約による販売先確保
  • りんご・やさいの予約相対取引の拡大
  • 米・りんご・やさいの輸出維持・拡大
  • 「あおもり和牛」認知度向上に向けた宣伝活動の強化
  • 県産牛乳の消費拡大
  • JAタウンの充実による県産農畜産物の消費拡大
  • 生産工スト上昇に係る価格転嫁の理解醸成および購買意欲喚起に向けた宣伝会の開催
  • パレット輸送体制の確立および循環システムの構築
  • 出荷容器変更など流通改善への取組強化

購買力の強化

生産コストの低減や新規省力化資材の普及、スマート農業の活用など多様化する生産者ニーズに対応し、組合員のサービス向上に努めるとともに、環境に配慮した資材および青果物パレット輸送に適した資材の普及拡大により社会的課題への対応強化をはかるため、以下に掲げる項目などに取り組みます。
  • 肥料事前予約共同購入および農薬担い手直送規格の普及拡大
  • 共同購入コンバインの供給開始
  • 水稲直播栽培向け種子処理技術の普及拡大
  • スマート農機オペレーターの育成
  • 堆肥等国内資源活用による肥料銘柄の開発・実証
  • 機能性段ボール箱およびパレット輸送に対応した段ボール箱の普及拡大
  • LPガス保安対策の強化
  • 葬儀常設事前相談窓口の設置および周知活動の強化
  • 石油供給体制維持に向けたSSの運営力の強化

事業紹介

令和6年度事業紹介

営農部
  • 担い手対応活動の強化や労働力不足解消に向けた環境整備による農業者支援など地域農業振興の取り組みをすすめています。
  • 青森県と共同で青森県営農大学校に実践農場を設置し、学生への実践的学習を通して次世代を担う後継者の育成をはかるほか、新規作付者へりんご高密植わい化栽培に必要なトレリス等の賃貸借を行い、生産基盤の維持拡大に取り組んでいます。
  • 土壌診断にもとづく適正施肥、認証GAPの取得支援、出荷前残留農薬検査の実施など安全で安心な農産物の生産・供給に取り組んでいます。
米穀部
  • 消費者に求められる青森米の生産をめざし、事前契約・契約栽培等の拡大をはかるとともに、宣伝活動の強化により県産米全体の認知度向上や販売力強化に取り組んでいます。
  • 需給の安定化に向けた水田活用米穀の推進により、生産者の所得増大に取り組んでいます。
りんご部
  • りんごをはじめとする、青森で生産される果実の「機能性・安全性」と「おいしさ」を国内外へ伝え、消費者のみなさまの声に応えられる産地づくりに取り組んでいます。
  • 消費者のライフスタイルの変化に対応した販売促進に努めるとともに、宣伝活動の強化により新規需要を掘りおこし、生産者所得の向上に取り組んでいます。
やさい部
  • 本県産の主力品目であるながいも、トマトをはじめ、日本一の生産量を誇るにんにく、ごぼうなど消費者に喜ばれる「新鮮な青森のやさい」、「美しい青森の花」の生産と安定供給に取り組んでいます。
  • 計画出荷の徹底や、契約栽培などによる販路拡大など、多様化する流通・消費形態に対応する産地づくりに加えて、消費宣伝活動の実施などにより、県産やさい・花きの有利販売に取り組んでいます。
畜産酪農部
  • 県産の肉牛・肉豚の安定生産や銘柄確立に向け、畜産農家の生産基盤の維持・拡大に取り組んでいます。
  • 優良乳用雌牛の導入や乳質改善を進め、安全で良質な牛乳の生産・供給と消費拡大に向けた取り組みをすすめています。
購買部

  • JAへの保安対策指導強化や集中監視システム設置による安全なLPガスの供給と、「JAでんき」の普及促進に取り組んでいます。
  • 「安心」と「まごころ」の葬祭施行を柱とし、組合員のみなさまに満足いただける葬祭事業に取り組んでいます。
広域事業推進拠点
  • セルフSSの設置促進およびSSの再配置をすすめ、事業運営コストの削減をはかり組合員サービスの向上に取り組んでいます。
  • 施主代行方式による農業施設等の建設支援および既存施設の改善提案に取り組んでいます。
管理部
  • 法令遵守の徹底をはかり、積極的な情報開示と社会貢献・環境保全の取組拡大・定着化をすすめています。
  • 計画的な人材育成と職場の活性化をはかり、事業運営の効率化に取り組んでいます。
  • 県産農畜産物の消費拡大をはかるため、首都圏でのPRや地元での地産地消などを通じ、安全・安心な県産品の愛用者・理解者づくりに取り組んでいます。