
収量・品質の向上に向けた生産技術の開発、普及によって生産者をサポートします。
営農を技術面からサポート

「農業者の所得増大」「農業生産の拡大」のため、新しい栽培技術や作物、品種を提案しています。
また、JAと連携した低コスト栽培に関する技術の普及や生産・販売まで一貫した栽培体系の提案、JAや農業者を対象とした研修等を通じた人材育成を行っています。
環境への負荷を軽減した栽培への取り組み

耕畜連携・資源循環ブランド「3-R」の拡大に向け、広島県産の畜産たい肥を活用したアスパラガスやミニトマト、
ほうれんそうなどの試験栽培に取り組んでいます。畜産たい肥の活用は「温室効果ガスの削減」にもつながることから、その効果を見える化したアスパラガスは2023年に広島で開催されたG7広島サミットの際に国際メディアセンターでも紹介されました。
また、水稲での畜産たい肥を有効に活用する方法を研究するため、2022年より広島大学と共同研究にも取り組んでいます。
新規就農者育成支援

野菜を中心とした担い手づくりのための新規就農者の育成や農場を拠点とした地域の生産振興に向けた拠点となる「全農チャレンジファーム広島」を県内3か所に開設、運営しています。2018年以降、2年間の研修を経て6名の研修生が県内で就農した他、短期での農業体験やインターンなどを通じて新たな農業者を志す方を支援しています。