岡山の農畜産物

マスカット・オブ・アレキサンドリア

翡翠を思わせるエメラルドグリーンが美しいマスカット・オブ・アレキサンドリアは、まさに宝石の果物。エジプトが原産のマスカット・オブ・アレキサンドリアは、上品な香水を思わせる豊かな香りと、さっぱりとした甘味が魅力のぶどうで、「世界三大美女」の一人として名高い「クレオパトラ女王」も好んで食べたと言われていることから、“ぶどうの女王”と呼ばれています。

マスカット・オブ・アレキサンドリアの歴史

生産者たちの情熱とこだわりで生まれた、岡山のマスカット・オブ・アレキサンドリア

日本一の生産量(全国生産量の90%を生産)を誇る、岡山のマスカット・オブ・アレキサンドリア。しかし、ここまでになるのは簡単なことではありませんでした。そもそも、岡山でブドウ栽培がはじまったのは明治11年。様々な品種が栽培されてきましたが、土地や気候が合わずなかなかうまきいきませんでした。そして、生産者たちのこだわりと情熱により、ようやくマスカット・オブ・アレキサンドリア(通称:アレキ)にたどり着きました。その後、温室栽培の技術が確立され、生産量も伸び、現在のような一大産地へと成長しました。

種あり品種だからこそ…!

マスカット・オブ・アレキサンドリア最大の特徴は風味豊かで芳醇な香りです。これは種があるからこその特徴で、種がなければアレキ本来の香りのよさが損なわれてしまいます。
アレキ本来の風味の良さをより堪能して頂くためにあえて種を残しているのです。

120年の歳月の中で培われた、5月〜11月までの、長期間出荷の技術。

岡山マスカット・オブ・アレキサンドリアは、5月~11月までの長期間の出荷が可能です。その秘密は、ハウス内を加温機で温めて栽培する加温栽培。12月ごろからハウスを温めて栽培を始め、5~8月に出荷されます。もう一つは自然のままのの気温で育てる冷室(無加温)栽培。こちらは9~11月に出荷されます。これらの栽培技術は、120年の歴史の中で育まれてきました。

岡山のぶどうは、アレキだけ?

「果物王国」とも称される岡山県では、アレキの他にもたくさんのぶどうが生産されています。岡山ニューピオーネ、瀬戸ジャイアンツ、紫苑、コールマンなどなど…。しかし、その中でもマスカット・オブ・アレキサンドリアが一番長い歴史があります。

品種の特性

  • さわやかな酸味と甘み

    爽やかな酸味と、甘すぎない、さっぱりとした甘みが上品です。みずみずしい味わいをお楽しみください

    消費者の皆様の声

    口に含んだ瞬間爽やかおやつに食べるよりお酒のほうが合う感じがします。上品な味だから甘みの質が上品でとっても良いです。

  • 上品な香り

    香水の「ムスク」の香りがするぶどう、ということで「マスカット」という名前が付けられました。香りの良さはマスカット・オブ・アレキサンドリアの最大の特徴です。

    消費者の皆様の声

    ぶどうがこんなに良い香りがすることにビックリしました。香り、風味が独特で素晴らしい絶品です。

  • 美しく、気品のあるエメラルドグリーン

    美しいエメラルドグリーンは、まるで宝石のよう。岡山県外の方には「緑色の宝石」と珍しがっていただくこともあります。

    消費者の皆様の声

    目に涼しくて、見た目が好き。色が綺麗。見た目が綺麗。

  • ご贈答にも最適

    心を込めた贈り物にも是非どうぞ。味や香りだけでなく、見た目にも気品があり、高貴な気分にさせてくれるマスカット・オブ・アレキサンドリアは、贈り物としても最適です。

    消費者の皆様の声

    姿、味、上品で贈答用に適しています。味が上品でとっても美味しく贈答用として考えたい。