岡山の農畜産物

  • スイートピー

    出荷期間 11月~4月
    産地 JA岡山(玉野)
    JA晴れの国岡山(船穂)

    スイートピーは、岡山県を代表する花の一つです。開花期の日照量に大きく左右され、2、3日曇りの日が続くと花や蕾が落ちてしまいますが、岡山県は「晴れの国」と言われるようにスイートピーの栽培に適した環境となっています。ただ温暖化の影響もあり、秋の気温が高い年が多く初期栽培が以前に比べると難しくなりつつあります。また染色をすることでバリエーションを増やしています。岡山県では、2月下旬から3月にかけて出荷最盛期を迎えます。

  • リンドウ

    出荷期間 7月~10月
    産地 JA岡山(加茂川)
    JA晴れの国岡山(岡山西、新見、真庭、津山、勝英)

    リンドウ(竜胆)は、リンドウ科リンドウ属の多年生植物で、ササリンドウやエゾリンドウなどが全国の山野に広く自生し、爽やかさ、涼しさを感じさせる花として古くから愛されてきました。近年、従来の紫色だけでなく白や桃色、覆輪花などが育種され、切り花としての用途が広がっています。新見、津山、まにわ、勝英等県北を中心に栽培が増えており、県北を代表する花として7月から10月にかけて地元中国地方はもとより関西地方にも多く出荷されています。

  • キンギョソウ

    出荷期間 10月~5月
    産地 JA晴れの国岡山(吉備路、井原芳井)

    キンギョソウ(金魚草)は、春~初夏、金魚似の小形の花を穂状に多数つけて咲かせるゴマノハグサ科キンギョソウ属の耐寒性多年草です。(園芸上は秋播き一年草として扱う。) 花の色は、紅、紫、オレンジ、黄、白。

  • トルコギキョウ

    出荷期間 通年
    産地 JA岡山(玉野、加茂川)
    JA晴れの国岡山(新見、真庭)

    トルコギキョウは北アメリカが原産のリンドウ科ユーストマ属の花で、日本人好みの花であることから我が国で花色や花形、花の大きさの違う多くの品種が育成され、可憐さからバラに負けない豪華さまでを持った花として世界中で高い評価を受けています。切り花としての歴史は比較的浅いものの、その日持ちの良さと相まって今日ではなくてはならない花の一つとなっています。 岡山県では、南部の温暖な気候を生かした11月~5月の超促成から県中北部の冷涼な気候を生かした6~8月の季咲きまで連続した栽培が行われています。

  • ツノナス

    出荷期間 9月~11月
    産地 JA晴れの国岡山

    きつねの顔のような形からフォックスフェイスとも呼ばれています。寒さには弱く、冬には枯れてしまうため、毎年種まきをして5月頃畑に植え、実が色づいた9月下旬頃からが見頃です。

  • ソリダゴ

    出荷期間 6月~12月
    産地 JA晴れの国岡山(真庭)

    セイタカアワダチソウに似た黄色の小さな花が花序を作る花で、花粉は殆ど出ません。添え花として小さなブーケから会場の花まで幅広く使われます。岡山県では蒜山の川上地区を中心に久世、美甘で6月から12月までの半年に渡り連続した生産が行われており、地元岡山を始め、関西、広島などに幅広く出荷をしています。

  • ヒマワリ

    出荷期間 5月~11月
    産地 JA岡山(長船)
    JA晴れの国岡山(井原、真庭)

    サンフラワー、ソレイユなど各国とも太陽をイメージした名前がつき、我が国でも夏、夏休み、大輪といったイメージのあるヒマワリですが、切り花としも人気のある花の一つとなっています。特に花色、花形が豊富になり、短期間で切り花できる品種が育成され、その栽培は増加しています。また、父の日の花としてのイメージも定着しています。岡山県では、長船、笠岡の南部から美星、蒜山、久世等の中北部と広い範囲で5月~10月にかけて栽培されています。

  • クジャクソウ

    出荷期間 7月~12月
    産地 JA晴れの国岡山(真庭)

    耐寒性宿根多年草で別名「クジャクアスター」とも呼ばれています。 クジャクソウとは、その名のとおり、たくさん枝分かれし、びっしり花をつける様子がクジャクの尻尾の様にみえる事から、「孔雀草」と名づけられました。 白色がシロクジャクと呼ばれ、ポピュラーですが、他にもピンク、青、紫とあります。

  • 小菊

    出荷期間 6月~12月
    産地 JA岡山(牧石、足守、長船、小串)
    JA晴れの国岡山(矢掛、新見、真庭)

    古来より我が国の切り花の中心として栽培されて来た花で主に仏花として利用されてきましたが、最近ではスプレーギクの血を入れた品種も育成され、仏花のイメージから脱却し、一輪挿しなどいろいろな場面で利用されるようになりました。戦前から産地である岡山市の金山地区県から足守地区、矢掛地区などの南部から30年以上の栽培がある蒜山地区などの北部まで県下全域で幅広く栽培され、露地での開花調節技術を活用した盆に県内市場を中心に出荷されています。

  • アスター

    出荷期間 6月~11月
    産地 JA晴れの国岡山(びほく、真庭)

    8月のお盆に使用されることの多い花ですが、品種改良により様々な花型が増え、洋花として用途が増えました。連作障害に弱い品目です。

  • ラークスパー

    出荷期間 10月~6月
    産地 JA晴れの国岡山(笠岡、美星、真庭)

    キンポウゲ科ヒエンソウ属の一年草で和名はチドリソウ。 デルフィニウムと比べると一回り小ぶりで花びらが縮れた感じが可憐な印象を与えます。 県西部の笠岡を中心に、美星、蒜山等で生産されています。色はピンク、ライトピンク、ホワイト、ライラック、ブルーと揃っています。また、県内でリレー出荷することにより10月から5月までの長期出荷を行っています。

  • ブプレウラム

    出荷期間 11月~6月
    産地 JA岡山(足守、長船)

    岡山市北区足守地区を中心に栽培されています。出荷期間は主に11月から翌年6月までで、関東、関西市場を中心に出荷しています。

  • 花ハス

    出荷期間 8月
    産地 JA晴れの国岡山(くらしき東)

    台風等の突風にあたると茎から曲がって商品性をなくしてしまうこともあり、難しい品目です。水管理と雑草対策をしっかりと行い、その年の天候を予測しながら目潰し時期を調整することで、盆前を狙って出荷します。

  • クレマチス

    出荷期間 4月~11月
    産地 JA晴れの国岡山

    クレマチスはキンポウゲ科クレマチス属で、つる性(一部木立ち性)の植物です。 クレマチス(Clematis)の名はギリシャ語のKlema(巻きひげ、つる)から由来して学名がつけられました。 古くより茶花として女性に人気のある花として用いられてきましたが、最近ではモダンなイメージをもった花として、茶花以外にも洋花的な感覚で使われるようになってきている。 まにわ勝山は、全国でも数少ない切花産地として多種にわたるクレマチスを栽培しています。