「第59回枝肉共進会」が開催されました！
部最優秀賞首席受賞者（右から(農)伍協牧場、江草様、岡山JA畜産(株)美星農場）
１２月３日、ＪＡ全農おかやまは岡山市中区の岡山県食肉地方卸売場にて、「第５９回岡山県枝肉共進会」の表彰式を開催しました。今年は、新型コロナウイルスの為付帯行事の「食肉フェア」は中止となり、共進会自体も３密を避けるため、人数を制限しての開催となりました。
公益社団法人日本食肉格付協会の格付に基づき、枝肉重量、肉質、脂肪・脂肪交雑などに重点を置き審査が行われた結果、和牛去勢の部では江草国昭さん（ＪＡ晴れの国岡山びほく統括本部）の「９新千代１６」、和牛雌の部では（農）伍協牧場（ＪＡ晴れの国岡山勝英統括本部）の「ごきょう３２７」、肉豚の部では岡山ＪＡ畜産（株）美星農場（ＪＡ晴れの国岡山岡山西統括本部）の「ビセイ１」が各部門の最優秀賞首席に選ばれました。
《和牛去勢の部》
江草様表彰
和牛去勢の部には50頭が出品。枝肉は全体的に均称、肉付きが良好で、肉質等級5等級の割合が72.0％、4等級以上の割合が100％、特に脂肪交雑においてはBMSナンバー12が6頭で、出品牛の12％を占めていました。表彰式後に行われたせりにおいては、和牛去勢の部の最優秀賞首席牛の枝肉が4,502円/㎏でせり落とされました。
▽最優秀賞２席
（農）伍協牧場（ＪＡ晴れの国岡山勝英統括本部）
▽最優秀賞３席
江草国昭（ＪＡ晴れの国岡山びほく統括本部）
江草様枝肉（和牛去勢）
《和牛雌の部》
伍協牧場表彰
和牛雌の部には20頭が出品。枝肉は全体的に均称、肉付きが良好で、出品牛の歩留り等級がすべてAで、肉質等級5等級の割合が65.0％、4等級以上の割合が100％でした。
審査講評では「質・量兼備の「岡山和牛」の実力がいかんなく発揮された好成績であった。」と評価した。
▽最優秀賞２席
（有）哲多和牛牧場（ＪＡ晴れの国岡山新見統括本部）
▽最優秀賞３席
（農）伍協牧場（ＪＡ晴れの国岡山勝英統括本部）
(農)伍協牧場枝肉（和牛雌）
《肉豚の部》
岡山JA畜産(株)美星農場表彰
肉豚の部には同じ繁殖豚からの産子２頭を１セットとした３０セットが出品。上物率は61.7％と全国平均42.8％を上回る優秀な成績でした。枝肉は全体的に肉付き、肉色が良く好成績でした。
▽最優秀賞２席
岡山ＪＡ畜産（株）荒戸山ＳＰＦ農場（ＪＡ晴れの国岡山新見統括本部）
▽最優秀賞３席
岡山ＪＡ畜産（株）吉備農場（ＪＡ晴れの国岡山新見統括本部）
岡山JA畜産(株)美星農場枝肉（肉豚）