日生海中熟成酒「里海の環」の水揚げを行いました!
2021年02月03日
JA全農おかやまが事務局を務める瀬戸内かきがらアグリ推進協議会は、1月26日に備前市日生町にて、日生海中熟成酒の水揚げを行いました。昨年11月から里海米(※)雄町で醸した純米吟醸酒「里海の環」を日生の牡蠣筏に吊るし熟成させていました。今年は昨年の1.5倍である約240本を日生の海中に沈め熟成させており、海中熟成することで、まろやかで旨味の引き立つお酒となっています。波の揺れによりアルコールが水分子の中に入り込むことで、通常酒蔵熟成と比べ約10倍の速さで熟成されると言われています。
今年は寒波の影響で水温も良く、瀬戸内海の穏やかな波に約2か月間揺られて最高傑作日本版シャブリに仕上がりました。ご予約いただいた方にはまもなくのお届けとなりますので、楽しみにお待ちください!是非日生の牡蠣と一緒にご賞味ください。
[今回水揚げされた日生海中熟成酒「里海の環」は数量限定で、事前の予約販売で完売しています]
※里海米とは?
「瀬戸内かきがらアグリ事業」でかきがら資材を土壌改良材として田んぼにまき、できあがった良質なお米です。かきがらにはカルシウムや良質なタンパク質・天然のミネラルが豊富なため、良質で美味しい里海米が育ちます。