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営農管理システム「Z-GIS」発展研修会を開催!

2021年08月06日

 JA晴れの国岡山津山統括本部とJA晴れの国岡山つやま集落法人部会は、7月21日に、圃場地図に営農情報をデータ蓄積できるシステム「Z-GIS」の発展研修会を開催し、講師としてJA全農おかやま、全農中四国営農資材事業所、全農グリーンリソース㈱が参加しました。

Z-GIS発展研修会

 同部会は今年3月に部会員20法人中11法人がZ-GISの利用を開始し、植え付け品種や施肥肥料等の登録を進めてきました。このシステムを使うことで、例えば圃場を品種別で色分けしたり、いつ何の肥料を施肥した圃場では収量がどれくらいだったか、といった情報を一括管理したりすることが可能となります。また先進的な使い方として、Z-GISの地図情報を使って、GPSナビキャスタという、トラクターのスピードに合わせて肥料の散布量を自動調整する機械を活用する部会員もいました。
 今回の研修会には生産者11名が参加し、講師のJA全農おかやま、全農中四国営農資材事業所、全農グリーンリソース㈱らにより、Z-GISの先進的な取り組みや、部会員の活用優良事例などが共有されました。

 また、Z-GISは国際航業㈱の提供するサービス「天晴れ(あっぱれ)」と連動することで、人工衛星から取得した様々なデータを地図上に表示させることが出来ます。人工衛星で画像を取得するため、一度に広範囲の解析が可能です。今回の研修では、このサービスを利用して事前に行っていた人工衛星による葉色診断の結果報告も行われました。7月23日にはこの結果を元に葉色の薄い(肥料の足りていない)圃場を選定し、追肥を行いました。
 担い手に農地集積が進む中、農業経営の効率化のためにスマート農業の普及が求められており、新たな取り組みに部会員も大きな期待を寄せています。
 JA全農おかやまは、今後もZ-GISを中心としたスマート農業の更なる普及に向けて努めてまいります。

Z-GISの詳細については、「JA全農営農管理システムZ-GIS」よりご確認ください!