グッドライフアワードにおいて「瀬戸内かきがらアグリ推進協議会」が〝森里川海賞〟受賞!
2021年12月14日

グッドライフアワードとは、環境省が主催する持続可能な社会の実現のため、一人一人が現在のライフスタイルを見つめ直すきっかけを作り、ライフスタイルイノベーションの創出やパートナーシップの強化を目指し、〝環境と社会によい暮らし〟やこれを支える地道な取り組みを募集・応援する事業で、今年で9回目を迎えます。 6月11日から公募を開始し、応募のあった192件の取り組みの中から、「環境大臣賞」11件、「実行委員会特別賞」31件が選ばれ、4日、東京都渋谷スクランブルホールで表彰式が行われました。

今回、森里川海賞を受賞した、地域循環環境保全型事業「瀬戸内かきがらアグリ」は、瀬戸内海で水揚げされた牡蠣の殻を農業分野で再利用し、農産物の生産性を高める取り組みを行っています。
通常ゴミとなる牡蠣がらを土づくり資材として使用し栽培したお米を「里海米」、鶏のエサに添加して育てた卵を「里海卵」とブランド化し、食べることで里海である瀬戸内海を守り、育てる活動に参加・支援することができる農畜産物として、生産拡大に取り組んでいます。また、現在園芸品目での取り組みも進めており、「里海野菜」の生産拡大も目指しています。
この賞を通して、瀬戸内かきがらアグリという取り組みをより多くの方に知っていただき、食べることで環境保全活動に一緒に取り組んでほしいと考えています。