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スイートピーアッシュブルーがFLOWER OF THE YEAR OTAにて新商品奨励賞受賞!

2021年12月17日
 株式会社大田花きが主催の「FLOWER OF THE YEAR OTA2021」にて、全国、及び輸入品を含むおよそ20万点に及ぶ候補の中から、JA晴れの国岡山船穂花き部会のスイートピー〝アッシュブルー〟が新商品奨励賞を受賞しました。
 「FLOWER OF THE YEAR OTA」は、株式会社大田市場が優れた花きの出荷を奨励し、一層の品質向上を促すと共に、流行の指標作りを行うことを目的に、魅力ある花を作出された生産者へこの功績を称え表彰するもので、今年で17回目の開催になります。

 今回受賞したJA晴れの国岡山船穂花き部会のスイートピー「アッシュブルー」は、2016年にリリースした花色で、農薬を使わずに栽培されたスイートピーに、染液を吸わせて出荷をしています。マーケットの声に耳を傾け、色の調合に試行錯誤を重ね取り組んだ完成度の高い染め品種です。岡山県からの受賞は、17年目にして史上初で、染めの切花品種での受賞も史上初となりました。
 12月3日には、東京都にある中央卸売市場大田花き市場棟内にて表彰式が行われ、アッシュブルー生産者であるJA晴れの国岡山船穂花き部会の高尾亜由美さんが出席しました。
 スイートピーは、岡山県を代表する花の一つで、岡山県は「晴れの国」と言われるようにスイートピーの栽培に適した環境となっています。その中でも岡山県船穂町は全国屈指の生産量を誇るスイートピーの名産地で、ここ数年はニュアンスカラー染めのスイートピーが人気となり、それぞれの部会員がオリジナルレシピを持つようになっています。
 今回表彰式に参加した高尾亜由美さんは、「業務需要が減り、自宅で花を楽しむ人が増えたことで個性的な花色を展開している船穂スイートピーを楽しんでくださる方が増えたと聞いています。これからも、飾る方の心に寄り添うスイートピーをお届けしていきたいです。」と話します。
 「アッシュブルー」の流通期は、12月から3月頃を予定しています。

左から、株式会社大田花き磯村信夫社長、JA晴れの国岡山船穂花き部会高尾亜由美様、船穂フルーツフラワーセンター片岡剛志センター長の内容を表示
左から、株式会社大田花き磯村信夫社長、JA晴れの国岡山船穂花き部会高尾亜由美様、船穂フルーツフラワーセンター片岡剛志センター長