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JAグループ岡山より岡山県運転免許センターへトラクターを寄贈

2022年01月12日
贈呈したトラクター(SL33L)の内容を表示
贈呈したトラクター(SL33L)
 JAグループ岡山は、令和3年11月25日(水)に寄贈式を行い、岡山県運転免許センター(以降、運転免許センターという)にトラクターを寄贈しました。
 作業機を装着したトラクターの公道走行が可能となり、大型特殊自動車(農耕車限定)免許の取得に対する関心が高まっていることから、受験者数が年々増加しています。
走行会の様子の内容を表示
走行会の様子

 同免許の取得は、運転免許センターに限られていますが、同センターには試験車両(トラクター)が無く、貸車での試験はできませんでした。
 このため、免許試験を受ける場合は、受験者自らが試験車両(トラクター※)を用意して運転免許センターに持ち込む必要があり、個人での受験は難しいものとなっていました。
※試験車両にできるトラクターは、条件が定められており、免許センターの事前確認が必要となっていました。
 この度、JAグループ岡山は、大型特殊自動車(農耕車限定)免許の受験環境を整え、受験者の負担低減を目的として、運転免許センターにトラクターを寄贈しました。
 寄贈したトラクターは、共同購入トラクター(SL33L)で、JAグループが全国の生産者の声を集めて必要な機能を絞り、スケールメリットを活かして低価格を実現しております。このため、低価格でも機能は十分なトラクターです。初心者でも扱いやすい中型のトラクターで、寄贈したキャビン仕様は快適な室内空間を備えており、空調機能により快適に作業を行えます。寄贈したトラクターは、11月30日より試験車両として活用され、既に合格者も出ています。
 贈呈式にて、青江伯夫中央会会長は、「岡山県各地のこれからの農業に明るい兆しを提供できたと感じている。このトラクターを活用して、新しい農業者の育成に力を入れてほしい。」と今回の贈呈に対する思いを話しました。

左:岡山県警松田秀生交通部長/右:JA岡山中央会青江伯夫会長の内容を表示
左:岡山県警松田秀生交通部長/右:JA岡山中央会青江伯夫会長