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令和4年度岡山県うまいくだもの共進会(ピオーネ・オーロラブラック)開催!

2022年07月27日

 岡山県、JA岡山中央会、JA全農おかやまで構成する岡山県うまいくだものづくり推進本部は720日、JA晴れの国岡山吉備路支店で、令和4年度岡山県うまいくだもの共進会(ピオーネ・オーロラブラック)の1回目を開きました。

 共進会では、県内から「ピオーネ」26点、「オーロラブラック」6点の総計32点が出品され、外観、糖度、食味などを審査しました。

 今年は6月に猛暑、その後曇天が続いたため仕上がりが心配されましたが、着色が良く大粒で、食味の優れたブドウが集まりました。

 地域によって収穫時期が異なるため、共進会は日程を3回に分けて実施しています。2回目は8月31日、3回目は9月28日の開催を予定。3回目終了後には、農林水産大臣賞をはじめとする入賞者が決まります。
 JA全農おかやまは共進会の開催により、生産者の意欲高揚と栽培技術の向上、岡山らしい高品質なブドウの生産を目指します。

カラーチャートを用いて果皮色を見る様子の内容を表示
カラーチャートを用いて果皮色を見る様子
糖度計に果汁を垂らして糖度を測る様子の内容を表示
糖度計に果汁を垂らして糖度を測る様子
出品されたピオーネの内容を表示
出品されたピオーネ



▶ピオーネ
 静岡県の育種家が1957年に巨峰とカノンホールマスカットを交配し、1973年に登録した品種。岡山県が全国一の栽培面積、生産量を誇る。ジベレリン処理による「大粒・種なし化」の安定生産技術は、岡山県が全国に先駆けて1978年ごろから4年がかりで開発した。

▶オーロラブラック
 岡山県立農業試験場(現岡山県農林水産総合センター農業研究所)が赤紫色の大粒ぶどう「オーロラレッド」の自然交雑実を育成し、2003年に登録された品種。大粒、種無し、高糖度で食べやすい県オリジナルの品種で、「岡山県特産のぶどう」として人気が高まっている。