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瀬戸内かきがらアグリ推進協議会が第9回「ディスカバー農山漁村の宝」コミュニティ・地産地消部門で優秀賞を受賞!

2022年12月27日

 JA全農おかやまが事務局を務める「瀬戸内かきがらアグリ推進協議会」は、農水省が主催する「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」(第9回選定)コミュニティ・地産地消部門で優秀賞を受賞しました。

 「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」は、「強い農林水産業」、「美しく活力ある農山漁村」の実現のため、農山漁村の有するポテンシャルを引き出すことにより地域の活性化や所得向上に取り組んでいる優良な事例を選定し、全国への発信を通じて他地域への横展開を図るものです。

 瀬戸内かきがらアグリ推進協議会は、瀬戸内海で水揚げされたカキの殻を農業で再利用し、農産物の生産性を高める循環環境保全型アグリ事業に取り組んでいます。
 この度の受賞では、廃棄物を利用し、地域の米の課題対策に使用する点が高く評価され、応募総数616件の中から選定されました。

 19日には、総理大臣官邸にて「ディスカバー農山漁村の宝」選定証授与式及び交流会が開催されました。協議会会長を務めるJA全農おかやまの伍賀弘県本部長が参加し、岸田内閣総理大臣から激励を受けました。

選定証授与式での記念撮影
(左から)林 有識者懇談会座長(国立科学博物館顧問、東京大学名誉教授)、野村農林水産大臣、伍賀会長(瀬戸内かきがらアグリ推進協議会)(全国農業協同組合連合会岡山県本部県本部長)、自見内閣府大臣政務官 

 さらに、20日には、受賞団体で出展するマルシェが有楽町駅前広場で開かれました。マルシェではカキ殻を土づくり資材として田んぼに撒いて栽培した「里海米」を販売するとともに、里海米「きぬむすめ」2合パックを300パック無償配布し、事業をPRしました。

 瀬戸内かきがらアグリ推進協議会は、SDGsアワードなど昨年より数々の賞を受賞しており、今回で5つ目の受賞となります。今回の受賞を契機に、農業と漁業の連携した取り組みとして本事業を全国に発信し、里海米のブランド化を加速させるとともに、地域の活性化につなげていきたいと考えています。

「ディスカバー農山漁村(むら)の宝」交流会にて
(左)岸田内閣総理大臣、(右)伍賀会長

優秀賞のトロフィー

「ディスカバー農山漁村の宝」選定証の内容を表示
「ディスカバー農山漁村の宝」選定証
マルシェの様子の内容を表示
マルシェの様子
「里海米」を販売・PRの内容を表示
「里海米」を販売・PR