本会は9月16日（金）、JA全農おかやま藤田総合流通センター大会議室にて「令和４年度TAC管理者研修会」を開催しました。

TACとは「Team for Agricultural Coordination」の略で、地域農業の担い手を日々訪問してその意見・要望を収集し、JA事業に反映させる活動を担うJAの担当者のことです。

TAC管理者はTACを指導・育成し、担い手への活動状況を分析・評価することで、担い手アプローチの実践を推進する役割を担います。また、JA内の各関係部署と情報共有・連携した対応を行うことで、担い手の課題解決につなげ、ひいてはJA事業拡大を図ります。

本研修会は、近年の農業構造の変化から担い手への対応がますます重要となる中で、TAC活動に対するTAC管理者の理解を深め、活動を強化することを目的として開催しました。

当日は県内２JAのTAC等担い手担当管理者やTAC主任者など14名が参加。研修では、直近の農業情勢やTAC活動の目的、管理者の役割のほか、担い手の情報を蓄積・共有するためのクラウドシステムである「TACシステム」を活用した活動の見える化手法や、全国のTAC活動の優良事例の紹介等を行いました。

本会は今後もTACやTAC管理者に対する支援を行い、担い手対応活動のさらなる展開を目指します。