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岡山県立興陽高校にてスマート農業と瀬戸内かきがらアグリ事業についての特別授業を実施!

2023年02月02日

 JA全農おかやまは1月19日に、岡山県立興陽高校で農業科2年生40人を対象とした出前授業を行いました。

 きっかけは本会が12月1日に岡山市北区の高松稲荷で開いたスマート農業講習会でした。県内の農高生・農大生にAI(人工知能)や衛星画像を活用して最適な栽培管理を提案するシステム「ザルビオフィールドマネージャー」(以下、ザルビオ)を紹介したところ、同校の要望で「ザルビオ」をより詳しく紹介する特別授業を行うこととなりました。

 当日は、5限目にスマート農業と「ザルビオ」について紹介。授業は随時、生徒への問いかけを交え、生徒がこれまでに学んできた農業の知識を使って考えながら「ザルビオ」を学ぶ内容としました。

 授業を受けた生徒からは、「12月の講習会では少ししか聞けなかったことを、たくさん聞けたので良かった。」「スマート農業といえば高いお金がかかるというイメージだったが、ザルビオは年間13,200円で始めることができ、誰でも簡単に始められていいなと思った。」「農業に慣れていない人でもザルビオを使えばいろいろな情報がわかるので、とても便利だと思った。」「ザルビオを使いたいと思った。」といった感想が挙げられました。

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積極的に意見を発表する生徒たち

 さらに、6限目には、同校で3年生から取り組む授業「課題研究」の課題探しのための情報提供として、本会が事務局となり進めている「瀬戸内かきがらアグリ」事業の紹介も行いました。「瀬戸内かきがらアグリ」の取り組みを知らなかったという生徒も多く、本取り組みに興味を示している様子でした。

 同校の越智浩邦農場長は、「普段とは違う先生に授業を教えられ、生徒は適度な緊張感を持って受けていた。しかも、講師の方が生徒の興味を上手に引き出してくれたので、生徒は集中し、積極的に発言していた。本校ではスマート農業に関する教育を強化してきたいと考えているので、今後も協力をお願いしたい。」と話しています。

 本会は今後も、多方面への講習会を通じて、本会が取り組むスマート農業や「瀬戸内かきがらアグリ事業」をさらに広めていきたいと考えています。