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GAP指導員および生産者向け研修会を開催しました

2023年02月02日

 

 JA全農おかやまとJA岡山中央会、岡山県で運営する岡山県GAP推進協議会は、23日、赤磐市の農業大学校研修交流ホールで、2022年度GAP指導員および生産者向け研修会を開催しました。当日は、県内でGAPに取り組む生産者やJA、行政関係者など41名が参加しました。
 事務局から県内のGAP取り組みの現状について情報提供をしたのち、野菜の衛生管理について、農林水産省 消費・安全局農産安全管理課 酒井海帆氏よりご講義。生産段階での衛生管理の注意点について、野菜の衛生管理指針(第2版)に基づきご説明いただきました。
 研修会後半では、「農業生産を一歩前へ~GAPを通じて当たり前を当たり前に~」と題して、県内農業法人の(株)はしもとファーム 橋本彰宏代表よりご講義。同法人は、2020年にキャベツ、2022年に雄町でGGAP認証を取得しており、講義では、GAPに取り組み始めたきっかけやメリットなどを紹介いただきました。
 橋本彰宏代表は、「農産物の買い手である他産業では、GAPの項目は当たり前に実践されているのが現状。実際に自身もGAPに取り組む前と今では安心安全に対する意識が大きく変わった。生産者には、現状を変え、農業生産を一歩前へ進めるために、積極的にGAPに取り組んでほしい。」と今後の農業生産に対する思いを話しました。
 本会は、今後もこのような研修会を通じて、GAPをきっかけに更なる経営の効率化と今後の産地振興に努めます。