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岡山県産「きぬむすめ」「にこまる(県南)」が食味ランキング「特A」取得!

2023年03月02日

 

 2月28日(火)に(一財)日本穀物検定協会が発表した「米の食味ランキング(令和4年産米)」において、岡山県産「きぬむすめ」と「にこまる(県南)」が最高評価の「特A」を取得しました。岡山県産「きぬむすめ」は28年産米から7年連続で「特A」を取得し、「にこまる(県南)」は今年度初めて食味ランキングに出品し、見事「特A」取得となりました。
 今回の特A取得を受けて、JAグループ岡山では、コロナ禍によって落ち込んでいる県産米需要量を増やすきっかけとし、美味しい岡山県産「きぬむすめ」と「にこまる」の生産と消費拡大を更に進めてまいります。

きぬむすめとは

 「きぬむすめ」は「キヌヒカリ」を母、「祭り晴」を父として育成されたお米で、絹のように白くて美しく粘りの強いお米として高い食味評価を受けています。
岡山県では、平成26年産米から県の奨励品種に選定され、令和4年産米では4,650haで栽培されました。(令和3年産米:4,500ha 3年産対比:103%)
 平成26年度に「きぬむすめ」が奨励品種に採用されて以降、食味ランキング「特A」取得に向けて、良質なお米を生産するために生産者と関係者の方々が一体となって栽培体系(土づくり・施肥体系)の試験等を繰り返し行ってきた成果が、今回7年連続の「特A」取得という快挙につながりました。

にこまるとは

 「にこまる」は粒がふっくらとしていて粘りが強く光沢があり、「食べるとおいしくて笑顔がこぼれる」ことから「にこまる」と名付けられたお米です。
 高温耐性品種として県南部地帯での生産拡大をすすめており、令和4年産米では1,300haで栽培されました(令和3年産米:1,300ha 3年産対比:100%)。  
 安定した品質が望めることより、家庭用米としてだけではなく、業務用米としても評価が高く、大手実需者からは生産拡大の要望を受けています。