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第78回岡山県畜産共進会を開催しました

2023年10月31日
 JA全農おかやまとJAおからくは、10月15日(日)、真庭市の総合家畜市場で、第78回岡山県畜産共進会を開催しました。
 当日は、県内各地域の畜産農家と牧場から選出された肉用種々牛48頭、乳用種牛66頭が出品。審査の結果、肉用種々牛の部で新見市の(有)哲多和牛牧場の出品牛「ひめこしだわ83」(若雌区の3)、乳用種牛の部で真庭市の(有)長恒牧場の出品牛「ロンゲスト マダム KD ゴードン」(第7部ホルスタイン経産牛)がグランドチャンピオンに輝きました。

 肉用種々牛の部でグランドチャンピオンを受賞した(有)哲多和牛牧場の谷田 宏代表取締役社長は受賞に関して「社員一人一人の日々の努力が、実を結んでの受賞となった。岡山系統の種雄牛へのこだわりが評価されたこともうれしい。」と話します。
 肉用種々牛の部の審査を務めた公益社団法人全国和牛登録協会の穴田 勝人専務理事は、審査講評の中で「発育は良好で、体積の豊かさ、特に尻幅、腿幅の充実性が岡山の牛づくりの特色」であることに触れ、今後は「岡山系統の種雄牛や特色を思い起こし、種牛性の高い集団を形成して4年後の北海道全共に臨んでほしい」と肉用種々牛の部を総評しました。
 岡山県畜産共進会は新型コロナウイルス感染症などの影響により2018年以来4年ぶりの開催となりましたが、県内各地域の生産者が久々に一堂に会する機会となり、再会を喜ぶ一面や、情報交換などを行う姿がみられました。
 共進会会場では、「モーモーマルシェ」も同時に開催され、地元の企業や有志を中心に、8つの店舗が出店。精肉をはじめ、その場で食べることのできる焼き鳥や焼きそば、乳製品等が並び、来場者の皆さんに共進会だけでなく、イベントを楽しんでいただきました。
 本会は、今後も県産牛の品質向上に取り組みます。

肉用種々牛の部グランドチャンピオンの内容を表示
肉用種々牛の部グランドチャンピオン
乳用種牛の部グランドチャンピオンの内容を表示
乳用種牛の部グランドチャンピオン
表彰式の様子の内容を表示
表彰式の様子
モーモーマルシェでの精肉販売の内容を表示
モーモーマルシェでの精肉販売
モーモーマルシェの様子の内容を表示
モーモーマルシェの様子