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JA全農おかやまGAP部会 命を守る備え 救急救命講習会開催

2023年12月11日
 JA全農おかやまGAP部会は、12月5日(火)に、総合流通センター大会議室で、救急救命講習会を開催しました。岡山市消防署から講師を招き、部会員や岡山県、JA岡山中央会、JA全農おかやまの職員など、GAPに関わる生産者や指導者22名が参加し、3時間にわたる講習を受講しました。
 同部会は、2020年9月にキャベツでGLOBALG.A.P.(グローバルギャップ)の認証を取得し、認証継続には、農作業安全の項目で、応急手当の訓練を受けていることが義務としてあげられます。

 同講習会では、心肺蘇生、胸骨圧迫のやり方、自動体外式除細動器(AED)の使い方等を学び、実際に人形を使った実技を実施。参加者は、実際に体験することで胸骨圧迫を継続して行うことの大変さを改めて感じました。AEDの使い方は簡易的ですが、普段触れていないと、もしもの時に自信がなく、使用をためらってしまいます。講師を務めた消防署職員は、「いざという時に、使えますと手が挙げられるよう、定期的に当講習会を受講してほしい。」と話します。
 近年農作業事故が増えています。本会は当講習会を通じて、生産者が命を守る意識を高め、安心・安全に農作業を行うことができる環境づくりに取り組みます。