「岡山県園芸流通懇談会」開催 岡山県産ブランド強化めざす
2024年06月06日


懇親会では岡山県が園芸振興方針、全農岡山県本部が園芸事業方針を説明しました。「儲かる農業」をリードする園芸産地の育成を目指し、担い手を中心とした産地拡大への推進や一層の低コスト・省力化を図るとともに、桃やぶどうなどの県産農産物の供給力を強化し「岡山ブランド」の価値向上に取り組むことを確認しました。
本県本部は、県産品の目標販売額として果実約 97 億円、野菜・花き約 50 億円を設定。生産基盤強化による供給力強化や、農業生産管理GAPやGH(グリーンハーベスター)評価産地の拡大を通してブランド強化、輸出拡大を図るほか、「里海野菜」の取り扱い拡大など持続的な農業生産に向けて取り組むと方針を固めました。
終盤には、岡山県産マスカット・オブ・アレキサンドリアを使用したスパークリングワインで乾杯。また、旬の県産食材をふんだんに使用した令和のばら寿司「晴寿司」をお召し上がりいただき、県内外の関係者に県産品の魅力を伝えました。
本県本部は、県産の安定取引、有利販売を目指し、「岡山ブランド」の価値向上に取り組みます。

開会にあたり、岡山県 伊原木知事、岡山県本部 青江運営委員会会長より挨拶をいただきました。また、青江会長は取引指定の卸売会社へ取引指定証を交付し、「生産物の消費拡大、県農業の繁栄のために関係者の皆様に力添えをいただきたい」と呼びかけました。

