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スマート農業研修会を開催

2024年08月07日
 全農岡山農機事務所は8月6日、JA農機担当者を対象にスマート農業研修会を開催しました。
 この研修会は農業用ドローンのトップシェアであるDJIドローンと、全農が取組を進めるAIと衛星画像を活用した最先端の栽培管理システムであるザルビオフィールドマネージャー(以下ザルビオ)の特徴と農業機械との連携について学ぶ目的で開催し、県下JAおよび全農関係者計16名が参加しました。  
 参加者らは、初めに座学でDJIドローンの特徴と機械の取得から実際に作業するまでに必要な手続き、ドローンで使用できる肥料農薬について学んだ後、ザルビオの機能や導入する利点、生育マップを活用した田植機・ドローン連携による可変施肥・散布について学びました。
 また、実際にドローンでの散布実演や、ヤンマー可変施肥田植機YR8DAを用いてザルビオで作成した施肥マップの転送方法、施肥の調量方法について学びました。

 参加者からは「ドローンによる農薬散布について、農薬登録や希釈倍率など実際の使用方法を知る機会がなかったので勉強になった」「ドローンを導入済みの農家にザルビオの活用を推進していきたい」との感想が挙がりました。

 全農岡山農機事務所では今後もこのような研修会を通して、スマート農業の導入促進を図っていきます。
水を散布する新型ドローンの内容を表示
水を散布する新型ドローン
可変施肥田植機を用いた施肥の調量の内容を表示
可変施肥田植機を用いた施肥の調量