ニュース・トピックス一覧

日生アマモ再生活動に参加しました

2024年10月04日
 JA全農おかやまが事務局を務める瀬戸内かきがらアグリ推進協議会は、9月21日、おかやまコープ主催で日生町にて開催された「アマモ場再生活動体験 (アマモの種選別と種まき)」に参加し、アマモの再生活動に取り組みました。アマモは、浅瀬に生息する海草の一種で、「海のゆりかご」とも呼ばれ、群生地(アマモ場)は多様な生き物が生命を育む重要な場所となっています。
かきがら入りアマモ団子の内容を表示
かきがら入りアマモ団子

 瀬戸内かきがらアグリ推進協議会では、瀬戸内海のかきがらを有効利用して循環型のアグリ事業に取り組んでいます。かきがらは良質なミネラルや栄養分を豊富に含んでおり、農畜産物の肥料や飼料として優秀な資源となるだけでなく、水質の浄化作用も持ち合わせています。今回の播種では、アマモ種子に資材を混ぜたものも播種しました。 
 閉会式では、本会農産・園芸部の小原部長が里海米のPRを行い、参加者およそ110人に里海米の2合バックを配布しました。
 本会は、瀬戸内かきがらアグリ推進協議会事務局として引き続きアマモ再生活動(里海再生活動)に積極的に参画するとともに、「里海」事業のさらなる認知向上に努め、環境保全に取り組んでいきます。

里海米をPRするJA全農おかやま農産・園芸部 小原部長の内容を表示
里海米をPRするJA全農おかやま農産・園芸部 小原部長

 里海米は、「瀬戸内かきがらアグリ事業」に基づき、かきがらを土壌改良剤として施用して栽培されたブランド米です。売上の一部は「瀬戸内かきがらアグリ基金」として、アマモ再生活動にも活用されています。

アマモ種子にかきがら資材を混ぜる様子の内容を表示
アマモ種子にかきがら資材を混ぜる様子
記念撮影の内容を表示
記念撮影
当日販売された里海米(きぬむすめ)を使用したチヌ弁当(製造・販売:日生町漁業協同組合)の内容を表示
当日販売された里海米(きぬむすめ)を使用したチヌ弁当(製造・販売:日生町漁業協同組合)