第79回岡山県畜産共進会を開催しました。
JA全農おかやまとJAおからくは 10 月 12 日、真庭市の総合家畜市場にて第 79 回岡山県畜産共進会を開催しました。当日は、県内各地域の畜産農家と牧場から選出された肉用種々牛 49 頭、乳用種牛 62 頭が出品。審査の結果、肉用種々牛の部で新見市のJA晴れの国岡山長久牧場の出品牛「第509ながひさ」(若雌区の2)、乳用種牛の部で津山市の吉原直樹さんの出品牛「グランデイール ナツトウマキ」(第8部ホルスタイン経産牛)がグランドチャンピオンに輝きました。
肉用種々牛の部でグランドチャンピオンを受賞したJA晴れの国岡山長久牧場の藤井孝則場長は受賞に関して「この度の受賞は、職員一人一人の努力が実を結んだ成果だと感じている。また、JA晴れの国岡山の新見地域として、初めての受賞となったことも併せてとてもうれしい」と喜びを噛みしめました。また、2027年に控えている全国和牛能力共進会北海道大会(北海道全共)を見据えて「岡山県の種雄牛産子で受賞したことは自信につながった。北海道全共への出品にも、引き続き挑戦していきたい」と意気込みを語りました。
肉用種々牛の部の審査を務めた公益社団法人全国和牛登録協会の中山健一郎課長は、審査講評の中で、「出品された牛は全体的に、発育良好で体積豊かな牛。多くの区において県種雄牛産子が首席となり、首席となった牛は品位と均称も高いレベル」であったことに触れ、「今後も岡山県の種牛らしさである、発育と体積を維持しつつ、品位と均称についてもさらに改良を進めてほしい」と肉用種々牛の部を総評しました。
JA全農おかやまは、共進会をはじめとする各種取り組みを通して、県産牛の品質向上とブランド力の強化を図り、岡山県の畜産の振興に努めてまいります。

