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第2回岡山酒米勉強会を開催しました

2024年01月10日
 JA全農おかやまが事務局を務める岡山酒米勉強会実行委員会は、12月28日、JA岡山 西大寺支所(岡山市東区西大寺)にて、岡山県内の酒米農家を対象とした勉強会を開催しました。
 当勉強会は、岡山県の特産品である酒造好適米「雄町」・「山田錦」を栽培する生産者自身が日本酒を取り巻く環境について理解を深め、酒造会社が原料米に求めるニーズを掴み、栽培技術に活かすことで、岡山県産酒米に対する需要の維持拡大を図ることを目的に開催しており、今回が第2回目の開催となりました。当日は、約150名の酒米農家が出席し、講演者の話を聞き、意見交換を行いました。

 講演者には、酒米の搗精機メーカーの大手である新中野工業株式会社(岡山市西大寺)顧問 為久博文氏と、酒米「山田錦」の日本一の使用量を誇る旭酒造株式会社(山口県岩国市)会長 桜井 博志氏に登壇いただき、酒米に求められる品質や日本酒の今後の展望等について講演が行われました。

〇旭酒造株式会社 桜井 博志 会長 コメント

「岡山は酒米の生産において非常に適した土地である。そういった意味でも今後、さらなる可能性を秘めた岡山には期待している。」

〇JA全農おかやま 伍賀 弘 県本部長 コメント

「岡山県は雄町・山田錦の栽培が盛んで、酒米の生産量が全国第3位となっている。今後も勉強会等のイベントを通じて生産者・酒造会社・関係者が一体となって、みんなで岡山の酒米を盛り上げていくための環境を整えていきたい。」