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「朝日」100年の節目 「朝日サミット」を開催しました

2025年09月26日
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講義の様子
 JA全農おかやまは、岡山県、(株)はせがわ酒店、新中野工業(株)、岡山県酒造好適米協議会協力のもと、9月18日(木)に赤磐市で「朝日サミット」を開催しました。当サミットは、「朝日」が、岡山県奨励品種に採用され今年で100年の節目を迎えたことをきっかけに開催し、当日は、朝日で日本酒を作る県内外の酒造会社や、県内朝日生産者、JA関係者など約50名が参加しました。

 はじめに朝日の特徴や栽培方法、醸造特性について県より講義を行い、その後、実際に朝日の圃場を視察しました。
 「朝日」は、酒造用米に求められる「大粒」と「低タンパク質」といった2つの特徴があり、酒造用米としても評価が高い品種ですが、栽培の難しさからここ10年間で1000ha以上も作付面積が減り、生産量が減少しています。実際に圃場を視察した(株)はせがわ酒店の長谷川浩一社長は、「朝日も雄町同様に背丈が高く、作りにくい品種であり、生産者の苦労を感じた。酒造用としての朝日をしっかり紹介していきたい。」と話します。
 圃場視察後は、岡山コンベンションセンターへ移動し、「利き酒会」を実施。参加者の方々は、朝日で醸された日本酒20種類を飲み比べました。
 本会は、当サミットを通じて、朝日を作る生産者の苦労や想いを多くの方に知っていただき、先代が大切に繋いできた朝日の歴史を次世代にも繋げていけるよう、今後も更なるPRに取り組みます。

参加者のみなさんの内容を表示
参加者のみなさん
利き酒会の様子①の内容を表示
利き酒会の様子①
利き酒会の様子②の内容を表示
利き酒会の様子②