「朝日」100年の節目 「朝日サミット」を開催しました
2025年09月26日


はじめに朝日の特徴や栽培方法、醸造特性について県より講義を行い、その後、実際に朝日の圃場を視察しました。
「朝日」は、酒造用米に求められる「大粒」と「低タンパク質」といった2つの特徴があり、酒造用米としても評価が高い品種ですが、栽培の難しさからここ10年間で1000ha以上も作付面積が減り、生産量が減少しています。実際に圃場を視察した(株)はせがわ酒店の長谷川浩一社長は、「朝日も雄町同様に背丈が高く、作りにくい品種であり、生産者の苦労を感じた。酒造用としての朝日をしっかり紹介していきたい。」と話します。
圃場視察後は、岡山コンベンションセンターへ移動し、「利き酒会」を実施。参加者の方々は、朝日で醸された日本酒20種類を飲み比べました。
本会は、当サミットを通じて、朝日を作る生産者の苦労や想いを多くの方に知っていただき、先代が大切に繋いできた朝日の歴史を次世代にも繋げていけるよう、今後も更なるPRに取り組みます。


