全国農業協同組合連合会(全農)は1972年3月30日、
全国購買農業協同組合連合会(全購連)と全国販売農業協同組合連合会(全販連)が
合併し、その産声を上げた。
「農協運動の歴史に偉大な一歩」といわれた誕生から現在まで、
全農が歩んだ50年の歴史を日本農業新聞の記事をもとに振り返る。
50年間の主要な報道記事
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1972年3月31日全農、ここに誕生 設立総会開く 系統大団結へ足固め全国農業協同組合連合会(略称=全農)設立総会が三十日午後一時から東京・農協ビルの国際会議室で開かれ…[PDF: ]
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1972年3月31日「これからが大変だ」 全農 期待、決意も新たに新連合会「全農」は三十日誕生した。午後一時から東京・大手町の農協ビルで開かれた設立総会はスケジュー…[PDF: ]
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1972年5月29日農協牛乳いよいよ売り出し 首都圏需要15%めざす全国農協牛乳直販KK(社長=三橋誠全農会長)は、六月一日から首都圏の消費者を対象に「農協牛乳」の販…[PDF: ]
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1974年3月18日全農 サウジアラビア 原油直接購入で同意全農(真崎今一郎会長)は農業用石油を直接、アラブから買い付けるため、織井斉前常務と倉西勉国際課長…[PDF: ]
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1975年6月10日農業施設建設全面委託運動 全農、7月から取り組み全農は新年度(七月)から、農業施設建設全面委託運動を進めることになった。農協、生産者組織農家などの…[PDF: ]
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1977年4月11日ミカン濃縮果汁 全農が全量買い上げミカン濃縮果汁の価格交渉が行き詰まっているため、全農は果汁生産県連などから果汁の全量を買い上げるこ…[PDF: ]
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1978年1月24日横綱北の湖に初の全農賞を授与横綱北の湖が全勝優勝した初場所千秋楽。熱戦さめやらぬ土俵上で、全国農業協同組合連合会も優勝力士に米…[PDF: ]
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1979年8月11日メーカー依存から脱皮へ 全農が乳製品工場牛乳のダブつきから生産者は需給調整に取り組んでいるが、全国農業組合連合会(全農、太田寛一会長)は十…[PDF: ]
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1980年6月17日期待の専用列車「全農号」輸送の効率化、コストダウン等を目的とした全国農業協同組合連合会(石川正平会長)の農産物、農業資材な…[PDF: ]
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1981年7月15日全農 灘神戸生協 提携へ調印全国農業協同組合連合会(全農、石川正平会長)と灘神戸生協(那須重治組合長)は十四日、東京・大手町の…[PDF: ]
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1982年9月21日全農グレイン 初の船積み開始米国南部のニューオーリンズ近郊に建設中だった全農グレインエレベーターがこのほど完成し、十八日(現地…[PDF: ]
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1983年3月2日全農、サウジからLPガス直輸入全国農業協同組合連合会(全農、石川正平会長)は、LPガスの直接輸入で、サウジアラビアのペトロミン(…[PDF: ]
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1984年7月6日全農食肉 全農鶏卵 9月から営業開始全国農業協同組合連合会(石川正平会長)は、大消費地販売体制強化方針の再編整備策に基づいて、全農食肉…[PDF: ]
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1985年8月1日米の農家庭先集荷 システム化で強力に系統農協は米の全量集荷運動を展開しているが、全国農業協同組合連合会(石川正平会長)は三十一日までに…[PDF: ]
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1986年8月20日POSシステム 生鮮品に導入検討全国農協連合会(石川正平会長)は、流通段階で急速に進むPOS(販売時点情報管理)システムの普及に対応…[PDF: ]
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1987年1月28日〝四季の味〟で海外進出農産物輸入が激増し、国内相場が低迷しているが、その打破にと全国農協連合会(石川正平会長)が輸出攻…[PDF: ]
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1989年7月21日定着する果物カタログ販売全農が果物を中心に進めてきた無店舗販事業が定着、毎年倍増の勢いで伸びている。消費者と年間契約を結…[PDF: ]
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1990年8月16日新三づくり運動展開農業機械費用のコスト低減が求められる中、全国農業協同組合連合会はこの七月から、新三づくり運動を展…[PDF: ]
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1991年9月12日初の農薬情報サービス「アピネス」提供開始全農は業界でも初めて、農薬技術情報を網羅したデータベース「アピネス」の経済連への提供を九月から始…[PDF: ]
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1991年12月30日香港に青果物物流拠点日本の青果物を海外市場に新鮮なまま提供――。組合貿易(鳴海国輝社長)は香港向け輸出の増加に対応し…[PDF: ]
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1992年5月3日広域配送拠点設け 肥料配送を合理化JA全農は今年度から、肥料物流の大幅合理化に着手する。特に、輸送経路を、これまでの多段階から広域…[PDF: ]
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1994年10月2日四国くみあい飼料 POSシステム導入四国くみあい飼料(本社=香川県坂出市)はJAグループで全国初の「JA飼料POSシステム」を導入し、一…[PDF: ]
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1995年12月2日事業組織の二段階制へ 47県連と研究会経済連との合併で、組織・事業のスリム化・効率化した新しい連合組織づくりが急がれているJA全農は一日…[PDF: ]
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1996年4月17日韓国ガソリン第1便が入港四月からの石油製品輸入自由化にともない、JA全農が韓国の石油会社と契約していた輸入ガソリンの第一…[PDF: ]
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1997年7月24日非遺伝子組み換えトウモロコシ えさ用に分別輸入JA全農は二十三日、遺伝子を組み換えていない飼料トウモロコシを一九九七年産から分別輸入する方針を明…[PDF: ]
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1998年10月1日新生全農きょう船出 第2次統合に弾みJA全農とJA宮城経済連、JA県農とっとり、JA島根経済連が一日、合併する。歴史的な一歩を踏み出…[PDF: ]
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1999年6月4日全農が原油輸入 オマーン産 沖縄で委託精製石油製品を安定供給するためJA全農は、原油の輸入と委託精製に着手する。二十日前後から供給を始め、…[PDF: ]
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2001年7月13日電子商店街「JAタウン」10月開設 国産販売を促進JA全農は十二日、十月開設の電子商店街(ニュースのことば・3面)「JAタウン」への出店の募集を始…[PDF: ]
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2003年10月1日「ベジフルネット」稼働JA全農県本部・経済連と青果市場の卸売会社との間で、出荷確定情報や仕切り情報をコンピューターでや…[PDF: ]
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2003年10月16日経済事業改革で行動計画 資材価格弾力的に 直販拡大へ法改正提起JA全中と全農は十五日、経済事業改革中央本部に改革指針の柱となる事業目標実現のための行動計画を示…[PDF: ]
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2006年5月4日全農が米販売抜本見直し 特定契約を拡大JA全農は、2006年産から米販売を抜本的に見直す。入札での販売では、先の全国米穀取引・価格形成セン…[PDF: ]
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2007年6月24日米輸出で全農 中国へきょう出荷JA全農は24日、中国向けの日本産米を横浜港から出荷する。日中両国が4月に日本産米の対中輸出再開を…[PDF: ]
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2009年1月18日太陽光発電 全農が普及に本腰 JAの基幹事業化めざすJA全農は、家庭用の太陽光発電システムの普及に本腰を入れる。環境に優しく電気代を節減でき、使わ…[PDF: ]
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2010年9月11日銀座発 国産の味 全農きょう開店JA全農は11日、東京・銀座の百貨店「銀座三越」に、国産農産物を使ったカフェと食堂をオープンする。…[PDF: ]
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2011年3月18日燃油 被災地を優先JA全農は17日、東日本大震災の影響で被災地を中心に燃油不足が深刻化しているため、燃油供給に関す…[PDF: ]
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2011年3月19日東北へ飼料供給 全農が船便3ルート東日本大震災の影響で東北6県への家畜用飼料の供給が滞っている事態を受け、JA全農は18日、北海道と鹿…[PDF: ]
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2012年5月8日米国穀物農協と提携 飼料原料安定確保JA全農は7日、米国最大の農協セネックス・ハーベストステーツ農協連合会(CHS)と飼料原料の貿易で業務…[PDF: ]
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2014年8月27日株式会社化 全農 是非検討へJA全農は26日、経営管理委員会を開き、全農の株式会社化の是非や将来的な事業モデルの方向性を検討する…[PDF: ]
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2015年3月14日飼料用米増産へ体制整備 買い取り、供給一手にJA全農は13日に自民党が開いた水田農業振興議員連盟(今村雅弘会長)の会合で、飼料用米の増産に向け…[PDF: ]
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2015年8月26日ライスミルク商品化 飲みやすさ、健康重視JA全農は、国産米で作った飲料ライスミルク「お米のミルク」を商品化し、10月から発売する。1本(125…[PDF: ]
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2016年9月2日農畜産物「全農東北」で銘柄化 6県が連携、売り込みJA全農は、東北6県の農畜産物を「全農東北」としてブランド化するプロジェクトをスタートさせ、スー…[PDF: ]
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2017年2月25日全農事業改革案 米買い取り7割 高度化成肥料400銘柄 10程度に集約JA全農が3月に決定する事業改革案の原案が24日、分かった。販売事業では、米の直接販売を2024年度…[PDF: ]
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2017年3月2日スシローに出資検討 業務用米の販売強化JA全農は1日、回転ずしチェーン最大手の「あきんどスシロー」を傘下に置くスシローグローバルホー…[PDF: ]
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2017年9月30日トラクター 低価格モデル開発 全農 メーカーへ要望JA全農は29日、生産コストの削減に向け、担い手向けに必要な機能を絞り込んだ低価格モデルの大型…[PDF: ]
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2017年10月22日国際空港で日本産人気 シンガポールに常設店シンガポールのチャンギ国際空港に、日本産の農産物や加工品を販売する初の常設店舗「プレミアム・…[PDF: ]
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2019年4月11日販売先と商品開発 国産農産物活用拡大 部門横断で新部会加工食品や中食の需要の高まりを受け、JA全農は国産農産物を使った商品開発の強化のため、「全農…[PDF: ]
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2020年7月9日全農・中金 ファミマに出資JA全農と農林中央金庫、伊藤忠商事、大手コンビニエンスストアのファミリーマートの4者は8日、業…[PDF: ]
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2021年3月16日パックご飯本格参入JA全農は15日、パックご飯製造を手掛ける宮城県のJA加美よつばラドファの7割に当たる株式を取…[PDF: ]
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2021年8月27日東京青果と提携 マーケットイン強化へJA全農と国内最大手の青果卸、東京青果は26日、資本業務提携を行うことで合意したと発表した。…[PDF: ]