2016年度 事業概況

米穀農産事業

米穀事業については、販売面では、取引先との長期安定的取引の確保に向けた事前契約(播種前・複数年契約等)の拡大をはかるとともに、パールライス事業では、実需者・消費者への精米直接販売の拡大に取り組みました。
集荷面では、フレコン集荷・庭先集荷や買取販売・委託非共計など多様な集荷メニューの提案等による集荷数量の確保に取り組みました。
生産面では、需給と価格の安定に向けて、主食用米から飼料用米などへの作付転換を継続的に推進した結果、2年連続で計画生産を達成し、2016年産米の相対販売価格も全国平均では前年産を上回る水準となりました。
麦類農産事業では、国産大豆の安定供給に向けて品種転換などによる単収向上を通じた集荷拡大に取り組むとともに、甘しょでん粉の食品用販売の拡大に向け、春雨製造会社を設立しました。
こうした取り組みの結果、取扱高は計画比95%、前年比100%となりました。

イ.取引先との安定的取引および高付加価値販売の拡大

  • 1.取引先との長期安定的取引の確保に向けた事前契約(播種前・複数年契約等)の拡大(121万トン、前年比113%)
  • 2.実需者・消費者への精米直接販売の拡大(80万トン、前年比104%、うち全農パールライス(株)28万トン、前年比104%)
  • 3.精米直接販売の拡大に向けた大手外食事業者への出資(2017年3月、40億円)
  • 4.全農パールライス(株)の炊飯工場買収による炊飯事業の取扱拡大(62億円、前年比159%)

ロ.飼料用米の生産拡大と多様な担い手ニーズへの対応

  • 1.主食用米からの作付転換や本作化の継続的推進による飼料用米の生産拡大(48万トン、前年比114%)
  • 2.大規模生産者と実需者を結びつけた契約栽培の推進(386ha、前年比129%)
  • 3.フレコン集荷・庭先集荷や、買取販売・委託非共計などの集荷メニュー提案による集荷数量の確保(2016年産連合会集荷数量301万トン、前年比99%)

ハ.麦類農産の取扱拡大

  • 1.国産大豆の安定供給に向けた集荷の取り組み(180千トン、前年比98%)
  • 2.甘しょでん粉の販売拡大に向けた春雨製造会社の設立(2016年8月、24百万円)
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