2017年度 事業概況

畜産事業

畜産販売事業では、マーケットの変化に対応するため、包装肉における製造・物流機能の全国網整備の検討や鶏卵加工会社の買収等をすすめるとともに、eコマースや直売拠点の新設など新たな販売チャネルの整備に取り組みました。
酪農事業では、総合乳価の維持・向上のため、生乳の飲用化促進に向けた広域調整、県域での集送乳合理化、業務用牛乳等の販売拡大に取り組みました。
畜産生産事業では、県域における簡易繁殖牛舎等の新設やICT機器・ET受精卵の普及による素牛増産支援など、生産基盤拡充をすすめるとともに、飼料工場の集約・再編による配合飼料の価格競争力強化に取り組みました。また、飼料原料安定供給に向け、全農グレイン(株)の穀物調達と船積能力の増強をはかる一方、ブラジルの穀物集荷・輸出会社への出資により産地多元化をすすめました。
取扱高は飼料原料数量減等により、計画比99%、前年比98%となりました。

イ.消費者に直接訴求する販売事業の強化

  1. JA直売所への対面型食肉店設置(千葉1店、JA全農ミートフーズ(株)2店)、eコマース活用による包装肉・加工品・鶏卵の販売拡大(63百万円)
  2. JA全農ミートフーズ(株)と全農チキンフーズ(株)の共同物流拠点の整備(2か所)
  3. JA全農たまご(株)による京食品(株)(鶏卵加工会社)の完全子会社化
  4. 飲料メーカーと連携した業務用牛乳の販売拡大(185千トン、前年比101%)

ロ.生産基盤の維持・拡大と革新的な商品・技術の開発と普及

  1. 簡易牛舎の設置支援による繁殖牛の増頭(7県539頭)、労働負荷を軽減するキャトルステーションの設置(2県59頭受入)
  2. ICT機器「モバイル牛温恵」の普及拡大(累計1,573戸、前年比122%)
  3. ET受精卵(25,528個、前年比107%)や多産系ハイコープ種豚(22,798頭、前年比122%)の供給拡大
  4. 採卵鶏格外卵率の低減などの農場診断にもとづく現場改善(10農場)

ハ.海外事業の拡充による飼料原料調達力の強化

  1. 全農グレイン(株)の穀物船積能力の増強(現行比5.5百万トン増/年)
  2. 産地多元化に向けたブラジルの穀物集荷・輸出会社への出資による内陸集荷から輸出までの一貫体制の構築
  3. JA西日本くみあい飼料(株)での飼料工場の集約・再編(2工場集約)
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