物流改善の取り組み

国内物流業界は、eコマースの拡大による需要増の一方、ドライバー不足が深刻化しています。全農は広域拠点化による効率化や、パレット利用の拡大、トラック輸送から貨物・船舶輸送への転換等により、物流の改善に取り組んでいます。

広域物流拠点の整備

全農は、生産者・JAへのサービス向上とコスト低減のため、広域物流拠点の整備をすすめています。

広域物流拠点の整備の事例

JA・エリアを越えた青果物の広域物流拠点「大分青果センター」。集荷した青果物を12時間以上冷やす予冷庫と、青果物を外気に触れさせず出荷するドックシェルターにより、コールドチェーンを実現。

大分青果センター

東北4地区を供給エリアとする農業機械部品の広域物流拠点「東北広域部品センター」。夜間配送による翌朝JA納品や、部品業務の効率化を目的としたシステム導入などを実践。

東北広域部品センター

愛媛県東予地区の4JAが参加する広域集出荷施設「愛媛さといも広域選果場」。各JAで異なっていた選果基準を統一することで、品質・出荷ロットのばらつきを改善。

愛媛さといも広域選果場

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