全農は実需者への直接販売の強化や他企業との商品の共同開発など、様々な販売力強化の取り組みを行っています。
食品メーカーなどと連携した商品開発
簡便化や健康志向等の消費者ニーズ、業態別の実需者ニーズ等に迅速かつ柔軟に対応するため、「全農グループMD部会」(事務局:営業開発部MD企画課)を設置し、商品開発体制を強化しています。
MD部会では、販売先等や全農グループ内の情報をもとに、ターゲットを絞り込み、食品メーカーや商社等と連携し、主菜・副菜・惣菜・加工品・デザート等、あらゆる分野において国産農畜産物を原材料とした商品を開発します。
- ※MD(マーチャンダイジング):商品化計画。消費者の需要に適合する商品を、適正な数量・価格で、適切な時期・場所に供給するための計画と管理
全農グループMD部会の体制図
JAグループ国産農発畜産物商談会の開催
生産と販売のビジネスマッチング“産地と実需者の懸け橋機能”
全農は、担い手・生産部会への販売支援や国産農畜産物の販売力強化の一環として、JAバンクと共催で「JAグループ国産農畜産物商談会」を2007年から開催しています。「バイヤーの皆様と全国の産地が育む“日本の食”」をテーマに、全国のJAグループ・担い手が一堂に会して実需者と直接商談する場です。これまで、中食・外食業者向け安定供給のため青果物の作付・出荷調整をおこなう取り組みや、食品メーカーからの要望で地域特産の生鮮品を原料供給するなどの事例が増えてきています。