平塚 営農・技術センター発
食育基本法(平成17年6月10日制定)の前文には、
食育による
「健康で文化的な食生活の実現」、
「消費者と生産者の信頼関係の構築による地域社会の活性化」、
「豊かな食文化の継承及び発展」、
「環境と調和の取れた食料の生産及び消費の推進」
「食料の自給率向上に寄与する」
ことなどがあげられています。
あわせて、国・地方公共団体が講ずる基本施策のもとに、
国民・家庭、教育関係者および農林漁業関係者、食品関連事業者等が食育を行うことの責務が定められています。
ここJA全農 営農・技術センターでは、食育基本法が制定された年の平成17年(2005年)9月に「食育プロジェクト」を発足し、
食育基本法に添いながら次のことを目的に近隣小学校と連携し、稲の栽培を通じた食育に取り組んできました。
末来をになう子どもたちに食の大切さを学んでもらいたい
地域農産物・国産農産物をもっと食べよう(自給率の向上)
JAや営農・技術センターの社会的役割を知ってもらおう
−食育体験の学習が終わって−
「食べ物の大切さ、農業の大切さがわかった」
「全農やJAのやっている社会的な役割がわかった」
「これからは学校でもわが家でも国産の安全・安心な農作物を食べよう」
など子どもたちからの声も届きました。
2005年9月 : 「食育プロジェクト」発足 近隣小学校と連携し、食農教育の取組み開始
2013年〜2017年 : JAとの連携による「うぃずOne」を活用した食育活動のとりくみ
2012年〜 : 平塚市内小学校の見学受け入れ開始
平塚市内小学校の見学について
現在営農・技術センターでは、平塚市内の小学校を対象に、農業や食育に関する授業を行っています。3年生で「野菜」、5年生で「稲」の授業を行うのに合わせ、「野菜編」では「平塚市の農業と野菜づくり」「たのしい野菜の話」「田んぼの生き物」のテーマについて、「稲編」では、「全農の業務と営農・技術センターの役割」「米作りについて」「田んぼの生き物」についての授業を行っています。毎回参加された小学生の皆さまからは、大人顔負けの質問などもあり、たいへん盛り上がっています。小学校から授業の感想をまとめたものをもらうこともあり、こちらとしても授業をした甲斐があったと嬉しくなります。
年度別見学受入数
年度 | 受入学校数 (3年生) |
受入児童数 (3年生) |
受入学校数 (5年生) |
受入児童数 (5年生) |
2012 | 0 | 0 | 5 | 356 |
2013 | 0 | 0 | 16 | 1,353 |
2014 | 1 | 110 | 13 | 1,164 |
2015 | 2 | 235 | 9 | 843 |
2016 | 2 | 229 | 10 | 881 |
2017 | 1 | 128 | 9 | 784 |
2018 | 1 | 110 | 10 | 891 |
2019 | 1 | 111 | 6 | 456 |
授業の様子

2019年6月7日 平塚市立崇善小学校

2019年9月12日 平塚市立松延小学校

2019年11月6日 平塚市立城島小学校