全農の取扱肥料について

全農は自ら肥料原料を輸入し、肥料の安定供給や肥料価格の安定に貢献する一方で、生産に係るトータルコストの低減に向けて、土壌診断にもとづく効率的な施肥や省力・低コストに資する技術・資材の普及をすすめています。

多様化する生産者のニーズに合わせて、肥料の満車・フレコン直送などの担い手対応を強化します。

1.くみあい肥料の品質

肥料の品質

肥料は作物の品質や収量の向上のために土壌や作物自体に施す資材です。そのため肥料取締法では作物生産上有効な成分を定義づけ、肥料の種類ごとに守るべき有効成分の割合や有害成分の最大量などを決めています。

例え肥料が化学性に問題がなかったとしても、散布しにくかったり、固まって散布できなかったりすれば、肥料散布の作業効率が落ち、また肥料が均一に撒けなかったりすれば農作業だけでなく収入にも影響してきます。このことから、全農では肥料の商品としての評価を化学性のみならず、物理性を含めて厳しく品質をチェックする体制を整えています。

さらに、全農では、取扱い肥料がメーカーによって正しく製造されているかどうかをチェックする体制も整備しながら、安心・安全な肥料を農家組合員へご提供する取組みを展開しています。

2.BB肥料と化成肥料

化成肥料は1粒の中に窒素、リン酸、カリなどの肥料成分が含まれているのに対し、BB肥料は粒状の原料がそのまま配合された状態です。原料の組合せを変え、いろんな成分の肥料を簡単につくることができます。

BB肥料と化成肥料

JA全農では土壌や作物、地域性、省力化などの担い手のニーズに応じたオーダーメードBB肥料の普及拡大を進めています。

JAグループのBB肥料工場

  • BB肥料工場マップ

 

3.有機質肥料

なたね油粕の無機化曲線例     なたね油粕の無機化曲線例

JA全農では、なたね油粕や、有機質肥料を配合した配合肥料、有機化成などを取り扱っています。有機質肥料は微生物に分解された後、養分が作物に供給されます。そのため化成肥料に比較して肥効がマイルドな特徴があります。さらに、微生物に分解される過程で土壌の微生物の種類と量を増やし、土壌の環境改善も期待できます。

最近は、穀物・飼料の価格相場の影響を受けづらい植物油粕として、「ひまし油粕」(PDF:432KB)の取扱を開始しています。

写真 なたね油粕写真 なたね油粕