ＪＡ全農の子会社であるホクレンくみあい飼料株式会社(本社：札幌市、代表取締役社長：北里清和、以下「ホクレンくみあい飼料」)と雪印種苗株式会社(本社：札幌市、代表取締役社長：高山光男、以下「雪印種苗」)は、合弁により配合飼料の製造を目的とした新会社を設立することに基本合意しました。
ホクレンくみあい飼料は、系統飼料会社として北海道内の３ヶ所に配合飼料工場を配置し、全道の酪農・畜産生産者の皆様に配合飼料をお届けしておりますが、苫小牧市にある牛用配合飼料工場の老朽化が著しく、今般、雪印種苗との共同出資により、配合飼料の生産会社として新会社を設立し、同社苫小牧工場敷地内に牛用飼料の新工場を建設することといたしました。なお、新会社の設立にあたっては、農業競争力強化支援法にもとづく事業再編計画の認定申請を行う予定です。
今回の合弁会社設立は、酪農・畜産分野において、全農系飼料会社と工業会系飼料会社が共同で出資する初めてのケースとなり、合弁によるスケールメリットと最新鋭の製造設備を活かし、低コストで、安全安心、高品質な飼料をお届けし、北海道の酪農・畜産の発展に貢献してまいります。
＜新会社の概要＞
（１）社名 ホクレンくみあい・雪印飼料株式会社
（２）本社予定地 北海道苫小牧市
（３）設立予定 2019年4月
（４）資本金 300百万円
（５）出資比率 ホクレンくみあい飼料株式会社 70％
雪印種苗株式会社 30％
（６）生産規模 牛用飼料 年産28万トン
（７）操業開始 2021年12月