[営農管理システム「Z-GIS」の機能強化について ~人工衛星を活用した作物診断サービスとの連携開始~

JA全農は営農管理システム「Z-GIS」の機能強化として、国際航業株式会社(本社:東京都千代田区、代表取締役社長:土方 聡)が提供する人工衛星リモートセンシングによる作物診断サービス「天晴れ(あっぱれ)」との連携サービスを4月1日に開始しました。
Z-GISはインターネット上の電子地図とMicrosoft Excelのワークシートを結びつけたGIS(地理情報システム)で、土地所有者や作付け品目・品種、生産履歴など、圃場に関する情報管理の効率化を目指して、平成30年4月にリリースしました。
天晴れは人工衛星で撮影した画像をもとに、水稲、小麦、大麦、大豆、牧草を対象に、葉色や水分含量、タンパク含量等の解析が可能で、JAにおける営農指導等に活用されています(別紙1参照)。
Z-GISと天晴れが連携(別紙2参照)することで、天晴れ単体での利用に比べ診断依頼が簡便化されるとともに、診断結果をZ-GIS上で表示することが可能となり、他の圃場情報と併せてよりきめ細やかな営農管理が可能となります。
全農は「Z-GIS」と「天晴れ」の連携マニュアルをホームページ上で公開し、今年度は農業現場においてJA等による本サービスの利活用を進めます。今後も会員の要望に基づいた機能強化をはかることで、Z-GISの利便性向上を目指します。

連携マニュアル『Z-GISを用いたリモートセンシング作物診断マニュアル』