丸の内プラチナ大学における『農泊』講座開設について ~四者連携協定による取組み第一弾~

全国農業協同組合連合会(以下、「JA全農」)と株式会社農協観光(以下、「農協観光」)、農林中央金庫(以下、「農林中金」)、一般社団法人日本ファームステイ協会(以下、「日本ファームステイ協会」)は、本年3月31日に締結した農泊事業実践協定に基づき、ビジネスパーソンを対象としたキャリア講座を提供している「丸の内プラチナ大学」にて、持続可能な農山漁村地域の活性化に資する取組みである“農泊”をテーマにした講座を10月1日から開講しました。

<講座内容について>
毎年受講者から高い評価を得ている「繋がる観光創造コース」(吉田淳一講師)にて、“農泊”および農泊実践地域を題材とした講義をします。
また、日本ファームステイ協会より“農泊”について講義するとともに、農協観光が連携している農泊実践地域の協力を得ながら具体的な取組みを紹介します。受講生との対話を通じて、農山漁村地域における関係人口創出に向けたアイディアや課題解決策を議論する講座も予定しています。
なお、コロナウイルス感染拡大防止の観点から「丸の内プラチナ大学」はオンライン講義での開催となりますが、都市と農村の交流機会として、希望者にはオプションプログラムにてフィールドワークやオンラインならではの体験機会も提供する予定です。

本講座を都市と農村の懸け橋として、“農泊”の認知向上のみならず、都市と農村の交流による課題解決や地域のファン作りを通じた持続可能な地方創生を目指して参ります。

※1 農泊とは
農山漁村における日本ならではの伝統的な生活体験と農村地域の人々との交流を楽しみ、農家民宿、古民家を活用した宿泊施設など、多様な宿泊手段により旅行者にその土地の魅力を味わってもらう農山漁村滞在型旅行であり、農林水産省において「農林水産業・地域の活力創造プラン」等に基づく各種施策により、農山漁村の所得向上と活性化を目的とした積極的な推進がされています。

※2 プラチナ大学の概要(プラチナ大学申込ページから抜粋)
〇開催日時 202010月~20213
〇場   所 新型コロナウイルスの影響を考慮し、全講座オンライン開催としています
〇受講対象者
・ソーシャルビジネスに携わり、課題解決力や実践力、チームワーク力を学んでみたい方
・新規の事業創出や地域課題解決のノウハウなど、ビジネスにつなげるヒントを得たい方
・キャリア開発やプライベート活動の参考にしたい方
・人材開発/育成を担当している企業人事の方
・長期的視点をもち、新規事業開発を指向される事業企画や研究部門担当の方

〇申し込み方法
1つの講座のみお申し込みの方】
http://www.ecozzeria.jp/platinum2020s-a.html

【複数の講座をお申し込みの方】
http://www.ecozzeria.jp/platinum2020m-a.html

〇プラチナ大学についてのお問い合せ先
担当:丸の内プラチナ大学事務局<platinum@ecozzeria.jp

※3 農泊事業実践協定4団体の役割とプラチナ大学の関係
4団体は三菱地所株式会社、農林中金、株式会社日本経済新聞及び株式会社日経BP等による「大丸有SDGsACT5」に協賛する形でプラチナ大学に講座を開設しています。
4団体の役割については、JA全農はJAグループにて取り組む“農泊”事業の発信、農協観光は対象地域の紹介、講座内容の企画・調整、農林中金は本企画全体のコーディネート、日本ファームステイ協会はゲスト講師の派遣を通じた“農泊”についての発信を行うこととしています。

※4 大丸有SDGsACT5とは
2030年までに持続可能でよりよい世界を目指すSDGs目標期限の10年前にあたる今年、大丸有エリアにて改めて「SDGs元年」とし、大丸有に拠点を置く企業が企業の枠を越えて連携することで、SDGsモデル都市の構築を目指すものです。
初年度となる2020年度は、「サステイナブル・フード」、「気候変動と資源循環」、「WELL-BEING」、「ダイバーシティ」、「コミュニケーション」の5つのテーマを設定し、各アクションを実践、効果の検証、社会課題の構造的な問題を明らかにすることをミッションとしています。

<コースイメージ>※現時点で検討している内容です。変更の可能性があります。

<プラチナ大学パンフレット抜粋>