農協牛乳の店頭販売で酪農家自作POPを展示 酪農と牛乳・乳製品の魅力発信へ「酪農の輪プロジェクト」

JA全農は、協同乳業株式会社(本社:東京都板橋区、代表取締役社長:後藤 正純)と協力して、「農協牛乳」の店頭販売時に酪農家が自作したPOPを掲示し、牛乳・乳製品の魅力を発信する「酪農の輪プロジェクト」を、12月23日より順次開始しています。

本プロジェクトで酪農家が作成するPOPでは、『酪農家のつぶやき』シリーズと題して、酪農家の想いや酪農の豆知識について発信します。これを農協牛乳の販売スペースに展示することで、消費者の方々に酪農の現場をより身近に感じてもらい、国産の牛乳・乳製品への愛着を深めてもらおうという狙いです。

プロジェクト第一弾では、北海道河東郡士幌町で酪農を営む株式会社山岸牧場の北出愛さんが作成したPOPを展示。牛乳は冬場に消費が落ちる傾向がありますが、暑さが苦手な乳牛にとっては、実は冬場に乳量が増え成分も濃くなることを、冬ならではのおすすめの飲み方とともに紹介する内容です。

新型コロナウイルス感染拡大の影響で外食需要などの落ち込みが続く中、年末年始は学校が休みとなり牛乳の給食需要もなくなり、生乳需給の緩和が懸念されています。こうした酪農業界を取り巻く環境についても消費者の方々に理解してもらえるよう、酪農家の自作POPを通じて発信していきます。