~食と農、くらしの未来を共創するスタートアップ企業を採択~ 「JAアクセラレーター第3期」ビジネスプランコンテスト開催

一般社団法人AgVenture Lab(本社:東京都千代田区、代表理事理事長:荻野浩輝)は、農業、地域社会が抱える様々な課題解決を目指す「JAアクセラレーター第3期」(以下「本プログラム」という。)に参加する企業を選抜するためのビジネスプランコンテストを524日(月)にオンラインで開催し、本プログラムに参加する9社を決定いたしました。今後、約5か月間のプログラムの中で、各スタートアップ企業のビジネスの加速を支援し、11月に開催される成果発表会に向け取り組んで参ります。

本プログラムに採択された9企業の代表者の方々

左から農林中央金庫 岩曽常務、AgVenture Lab 荻野理事長、全農 久保常務

3期目の開催となる本プログラムは、「食と農、くらしの未来を共創する」をキーワードに、食・農(AgTechFoodTech)、くらし(LifeTechHealthTechMedTech)、金融(FinTechInsurTechRegTech)、その他(地方創生、水産、森林等)を注力領域として、既存ビジネスに捉われない新しい発想や技術に基づくビジネスプランを幅広く募集し、211社のスタートアップ企業から応募を頂きました。ビジネスプランコンテストでは、最終選考まで進んだ15社がプレゼンし、審査の結果、9社のスタートアップ企業が「優秀賞」を受賞、本プログラムへの参加権を手にしました。

各スタートアップ企業は今後約5か月間のプログラム期間中に、本プログラムのスポンサーである全国農業協同組合連合会、農林中央金庫の職員による伴走を受けながら、JAグループのアセットやAgVenture Labの施設等を活用して実証実験を行い、ビジネスプランをブラッシュアップしていきます。また、今回のプログラム期間中の実証実験の実施にあたっては、最大100万円の実証実験費用補助も実施され、スタートアップ企業の成長の加速をサポートします。

これらプログラムの成果は、202111月に開催される成果発表会でプレゼンが予定されています。

また、前回開催の2期より設けた「イノベーティブ賞」には6社のスタートアップ企業が採択され、本プログラム外でアライアンスや支援を検討させていただきます。

JAアクセラレーターとは■
「食と農、くらしの未来を創造する」をキャッチコピーとして、革新的なアイデアや技術をもったスタートアップ企業を募集・選抜、短期間で集中的に成長支援し、新ビジネス・サービス開発につなげるためのプログラムです。本プログラムでは、JAグループの強み(店舗をはじめとする各種インフラ、顧客ネットワークなど)を活用しながら、食と農とくらしに関連した様々な社会課題の解決を目指し、未来のイノベーションビジネスを育ててまいります。

202011月開催 「JAアクセラレーター第2期 成果発表会」の動画はこちら>
https://youtu.be/hkzAmzNraSU

■スポンサー■
全国農業協同組合連合会
農林中央金庫

■ビジネスプランコンテスト概要■
日時:2021524日(月)1500分~1900
審査員:一般社団法人AgVenture Lab 代表理事理事長 荻野浩輝
一般社団法人AgVenture Lab 専務理事 落合成年
一般社団法人AgVenture Lab 常務理事 斎藤幸文
全国農業協同組合連合会 常務理事 久保省三
農林中央金庫 常務執行役員 岩曽聡
グローバル・ブレイン株式会社 代表取締役社長 百合本安彦氏
アーキタイプ株式会社 貝沼篤氏
株式会社ゼロワンブースター 代表取締役 鈴木規文氏

■優秀賞■(計9社、五十音順)
本プログラムに参加いただく企業
・EF Polymer Private Limited (https://www.efpolymer.com/)
「果物の皮などの生ゴミを原料とし、​干ばつや土壌劣化の問題を解決するオーガニックポリマー​」

・株式会社エアロネクスト (https://aeronext.co.jp/)
「空を活用した新スマート物流」

・エンゲート株式会社 (https://engate.co.jp/)
「『世界初の』スポーツ特化型SNSギフティング」

・株式会社Ciamo (https://ciamo.co.jp/)
「廃棄物で作る『光合成細菌』で持続可能な農業と水産養殖の実現」

・株式会社事業革新パートナーズ (https://bipc.co.jp/)
「植物由来バイオプラスチックHEMIX農林水産業連携」

・株式会社地元カンパニー (https://www.jimo.co.jp/)
「ストーリーを流通させる『地元のギフト』」

・東京ロボティクス株式会社 (https://robotics.tokyo/ja/)
「自律協働ロボットで選果場の人手不足を解消」

・株式会社MISOVATION (https://misovation.com/)
「味噌汁で世界の予防医療にイノベーションを起こす」

・株式会社みまもりペイ (https://mimamoripay.com/)
「超高齢社会のスタンダードな決済」

■イノベーティブ賞■(計6社、五十音順)
本プログラム外でアライアンスや支援を検討させていただく企業

・株式会社IB (https://hokenbo.com/)
・株式会社エクセルシア (https://www.excelsior-inc.com/)
・AUDER株式会社
・輝翠TECH (https://www.facebook.com/kisuitech/)
・forent株式会社 (https://forent.co.jp/)
・株式会社Momo (https://momo-ltd.com/)

■本プログラムのスケジュール■
2021年129日 募集開始
2021年218日 公募説明会
2021年331日 募集締切
2021年524日 ビジネスプランコンテスト開催
2021年6月~11 アクセラレーター期間
2021年11月(予定) 成果発表会

AgVenture Labとは■(https://agventurelab.or.jp
AgVenture Labは、全国農業協同組合中央会、全国農業協同組合連合会、全国共済農業協同組合連合会、農林中央金庫、一般社団法人家の光協会、株式会社日本農業新聞、全国厚生農業協同組合連合会、株式会社農協観光の全国組織8団体が共同して2019527日に開設されました。

「次世代に残る農業を育て、地域のくらしに寄り添い、場所や人をつなぐ」をコンセプトとして、スタートアップ企業やパートナー企業、大学、行政等と協創し、様々な知見やテクノロジーを活用しながら、新たな事業創出、サービス開発、地域課題の解消を目指す組織です。JAグループではAgVenture Labでの活動を通じて外部企業との連携を強化し、第一次産業や地方が抱える社会的課題の解決につながるような新たな価値の創出に積極的に挑戦しております。