「酪農の輪 プロジェクト」 酪農家考案のPOP『酪農家のつぶやき』シリーズ第3弾を発信 暑中お見舞いモーウシあげます!

JA全農は、協同乳業株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役社長:後藤 正純)と協力し、酪農と牛乳乳製品の魅力を発信する「酪農の輪 プロジェクト」の一環として、夏場に向けたメッセージを込め、酪農家の自作POP『酪農家のつぶやき』の掲示を行います。

「酪農の輪 プロジェクト」は、本会と協同乳業株式会社が協力し、牛乳の消費拡大と生産基盤の安定に資することを目指し、消費者・流通と酪農家との相互理解の促進や、牛乳乳製品の魅力を発信する取り組みです。

本プロジェクトで酪農家が作成するPOPは、『酪農家のつぶやき』シリーズと題して、酪農家の想いや酪農の豆知識について発信します。これを農協牛乳の販売スペースに展示することで、消費者の皆さまに酪農の現場をより身近に感じてもらい、国産の牛乳・乳製品への愛着を深めて頂きたいと願っております。本シリーズは、昨年12月と今年3月に続き、今回で第3弾となります。

第3弾は、千葉県加茂牧場の長﨑清子さんが考案したPOPを掲示します。長﨑さんは、夏について「牛も酪農家も、一番踏ん張っている季節」と話します。牛は暑さが苦手な動物なので、夏になると酪農家は、牛舎内でたくさんの送風機を動かして牛の体を冷やしてあげたり、普段より気を配った栄養管理をするなど、少しでも快適に過ごせるようにと、牛たちをサポートしています。

今回のPOPは「夏」と「牛乳」というキーワードから、消費者の皆様へ、暑い夏に負けない元気をお届けできるよう「暑中お見舞い/残暑お見舞い モーウシあげます」という内容になりました。近年、日本の夏は35℃を超える猛暑が珍しくなくなりました。J-milkの報告では「運動」+「牛乳」の組み合わせが、熱中症予防に効果的であるとされています。季節感とともに、生産者の想いを牛乳売り場にお届けし、消費者の飲用促進を図ります。

例年、夏に向けて需要が伸びる飲用乳ですが、新型コロナウイルス感染症拡大の影響で落ち込んでいる外食需要などは以前の水準に戻っておらず、酪農乳業界として、今後も飲用の消費拡大が重要です。

夏は牛も酪農家も踏ん張りどころです。消費者の方々に牛乳を飲んでもらうことを通じて、酪農を応援してもらい、また酪農業界を取り巻く環境についても理解してもらえるよう、酪農家の自作POPを通じて発信していきます。