「山形県産デラウェアサワー」の発売について

JA全農は、国分グループ本社株式会社(本社:東京都中央区、代表取締役会長兼CEO:國分勘兵衛)と「山形県産デラウェアサワー」を共同開発しました。山形県産デラウェアの果汁を14%使用、アルコール度数を4%とし、デラウェアの特徴であるほどよい甘みと爽やかな酸味が感じられる味わいに仕上げました。山形県内に工場を有している三和缶詰株式会社で製造し、11月17日(水)より発売します。

デラウェアについて
全国でも有数の出荷量を誇る山形県産のデラウェアは小粒で種がなく、コクのある爽やかな甘味がギュっと詰まっています。また、山形県の最南端に位置する自然豊かな置賜地方は、生産量日本一の産地として知られています。なかでも南陽市や高畠町は、山形県のぶどう栽培発祥の地で江戸時代初期から栽培がおこなわれています。山の傾斜を利用した圃場が多く、水はけが良くなることにより、デラウェアの大敵となる根腐れを防いでいます。また、日当たりが良く、光合成が十分にできることも、濃厚な味わいにつながっています。爽やかな酸味とほのかな甘みのバランスが絶妙なデラウェアの出荷は7、8月に盛期を迎え、10月中旬まで続きます。種なしで食べやすいデラウェアは、幅広い世代に人気があり、贈答用としても重宝されています。

本商品は、未着果やキズの度合いなどによって生果販売に適さないデラウェアを加工用として使用することで、生産者の所得向上を目指しています。デラウェアの良さを引き出し、果汁率にこだわることで、ほどよい甘みと爽やかな酸味を引き出しました。生果販売に適さない果実を商品化し、有効利用する本取り組みは、国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)の「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」「12 つくる責任つかう責任」「15 陸の豊かさも守ろう」に資するものでもあります。

本商品は東北・北関東・新潟・北陸エリアのセブン‐イレブン約3,700店(2021年10月末現在)での先行販売を予定しております。また、セブン&アイグループのイトーヨーカドー(東北エリア)、ヨークベニマル、ヨーク、シェルガーデンの一部店舗でも11月22日(月)より販売を予定しております。
※店舗により、取り扱いのない場合があります。

JA全農は、今後もこの取り組みを全国の産地・品目に拡大するため、引き続き、全国の産地と連携した共同開発に取り組んでいきます。

【商品概要】
・商 品 名 :山形県産デラウェアサワー
・発 売 日 :令和3年11月17日(水)
・種類別名称:リキュール(発泡性)
・価 格  :218円(税込239.80円)
・内 容 量 :380ml
・賞味期間 :1年間常温保存可能品
・果汁供給元:山形食品株式会社
・特長:山形県産「デラウェア」の味と香りを活かすため無香料とし、フレッシュな香りを楽しめるよう、ボトル缶を採用しました。薄皮の部分も丸ごと絞ったやさしい甘みと果実本来の酸味のバランスにこだわり、果汁を贅沢に使用したサワーです。

SDGs目標】 本商品を通じ、SDGsにおいて共有されている以下の目標に対応してまいります。
9  産業と技術革新の基盤をつくろう
12 つくる責任つかう責任
15 陸の豊かさも守ろう