「越後姫いちごホワイトサワー」の発売について

 JA全農は、国分グループ本社株式会社(本社所在地:東京都中央区、代表取締役会長兼CEO:國分勘兵衛)と「越後姫いちごホワイトサワー」を共同開発しました。

 新潟県産越後姫の果汁を3%使用、アルコール度数を4%とし、越後姫の特徴である上品な甘さを活かし、発酵乳と合わせることでまろやかな味わいに仕上げました。JA全農が供給する越後姫の果汁および発酵乳を使用、神奈川柑橘果工株式会社で製造し、12月1日(水)より発売します。

 本商品は、粒が小さいため生食用として敬遠されがちな越後姫を加工用として一部使用することで、生産者の所得向上を目指しています。越後姫の良さを引き出し、サワーとして商品化することについて協議をおこない、果汁率とミルクテイストにこだわることで、濃厚な味わいを表現しました。このような生食用として敬遠されがちな果実を商品化し、有効利用する本取り組みは、国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)の「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」「12 つくる責任つかう責任」「15 陸の豊かさも守ろう」に資するものでもあります。

 本商品は新潟・北陸・長野・山梨・西東京・東海エリアのセブン‐イレブン約3,400店での先行販売を予定しております。

 ※店舗により、取り扱いのない場合があります。

 JA全農は、今後もこの取り組みを全国の産地・品目に拡大するため、引き続き、全国の産地と連携した共同開発に取り組んでいきます。

SDGs目標】 本商品を通じ、SDGsにおいて共有されている以下の目標に対応してまいります。

9  産業と技術革新の基盤をつくろう

12 つくる責任つかう責任

15 陸の豊かさも守ろう

越後姫について

 平成8年に関東地方の「女峰(にょほう)」、九州地方の「とよのか」や東北地方の「ベルルージュ」など、各地のいちごの特徴を引き継ぎながら、新潟県園芸研究センターで誕生しました。長い研究期間を経て誕生した新潟生まれ新潟育ちのブランドいちごです。新潟市、新発田市、五泉市、佐渡を含めた全域で栽培され、生産量の9割以上が県内で消費されています。「可憐でみずみずしい新潟のお姫さまのようだ」というところから、その名がつきました。収穫時期は10月中旬から6月までで、ピークは4月から5月です。新潟県の気候に適したいちごで、新潟の冬を乗り越えて成長します。冬の間にできる越後姫は、じっくり成長し、酸味が抜けて甘くなります。一方で、春にできる越後姫は甘味と酸味がほど良いバランスとなります。甘くてジューシー、大粒で果肉がやわらかいのが特長です。

【商品概要】

・商品名:越後姫いちごホワイトサワー
・発売日:令和3年12月1日(水)
・種類別名称:リキュール(発泡性)
・価 格:228円(税込250.80円)
・内容量:380ml
・賞味期間:1年間常温保存可能品
・製造者:神奈川柑橘果工株式会社
・特長:新潟生まれ新潟育ちのブランドいちご「越後姫」の上品な甘さを活かし、ミルクテイストの風味を楽しめるよう、ボトル缶を採用しました。越後姫そのものの甘さを大切にし、やさしいミルク感を加え、まろやかに仕上げたサワーです。