JA全農は、国分グループ本社株式会社(本社所在地:東京都中央区、代表取締役会長兼CEO:國分勘兵衛)と「千葉県産幸水サワー」を共同開発しました。千葉県産幸水のストレート果汁を7%使用、アルコール度数を4%とし、甘味と酸味のバランスを活かした味わいに仕上げました。全農のグループ会社である全国農協食品株式会社(本社:東京都渋谷区、代表取締役社長 阿部光一)を販売者とし、12月14日(水)より、千葉県内のセブン‐イレブン約1,150店(2022年11月末現在)で発売します。
千葉県産「幸水」について
千葉県における梨のルーツは江戸時代まで遡り、八幡地方(現在の市川市八幡地区)で梨栽培が始まったといわれています。その後、県内に広まり、千葉県は作付け面積・収穫量ともに日本一(2020年度)の産地となっています。その中でも人気のある「幸水」は、「菊水」と「早生幸蔵」のかけ合わせによって生まれた品種で、昭和34年(1959年)に品種登録されました。果実の色は赤梨と青梨の中間色で、甘味も強く、特有の風味があり、7月下旬から店頭に並びはじめます。
本商品は、変形・傷などにより流通できなかった幸水を加工用として使用することで、生産者の所得向上を目指しています。今回、新発売する「千葉県産幸水サワー」は、幸水のストレート果汁を使用し、幸水の甘味と酸味のバランスを活かした味わいに仕上げました。このような市場流通に適さない果実を商品化し、有効利用する本取り組みは、国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)の「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」「12 つくる責任つかう責任」「15 陸の豊かさも守ろう」に資するものでもあります。
JA全農は、今後もこの取り組みを全国の産地・品目に拡大すべく、産地や他企業と連携した共同開発に取り組んでいきます。
【商品概要】
・商品名:千葉県産幸水サワー
・発売日:2022年12月14日(水)
・種類別名称:リキュール(発泡性)
・価格:198円(税込217.80円)
・内容量:350ml
・賞味期間:1年間常温保存可能品
・原料供給元:全農 千葉県本部