食と農の未来を担う次世代を応援! 『全国農業高校 お米甲子園 2022』が開催 最高金賞 群馬県立利根実業高等学校に全農賞を贈呈

JA全農は、12月3日(土)に長野県小諸市で開催された「全国農業高校 お米甲子園 2022」(以下、お米甲子園)に特別協賛しました。本大会は、米・食味鑑定士協会主催「米・食味分析鑑定コンクール:国際大会」の一部門として開催されました。

全国の農業高校の実習田で育てられたお米のおいしさを競う「食味部門」では、最先端の検査機器と食味の専門家による審査がおこなわれ、群馬県立利根実業高等学校(以下、利根実業高校)が出品した「ゆうだい21」が最高金賞を受賞しました。利根実業高校には優勝旗とともに、全農賞として、開催地長野県のブランド牛「信州アルプス牛」のすき焼き肉、および東北コットンを使用した「全農オリジナルランチバッグ」をJA全農の高尾雅之常務理事より贈呈しました。また会場にはJA全農の取り組みを紹介するパネルや「食味マップ」などを展示したブースを設営し、多くの来場者に興味をもっていただきました。

JA全農は、これからも食と農の未来を担う次世代を支援するとともに、幅広い世代に向けてお米の魅力を発信していきます。

最高金賞を受賞した利根実業高校の代表および関係者と高尾常務(前列左から2人目)

全農賞

JA全農ブースの様子

今大会では全国の農業高校80校から191点が出品されました。最高金賞を受賞した利根実業高校は、これまでに金賞を4回受賞しています。今回出品した「ゆうだい21」の栽培にかけた努力や最高金賞を受賞したときの喜びの声をインタビューしました。

~コメント紹介~
■指導者より
昨年度の「お米甲子園」では、米・食味部門での入賞を果たせなかった。今年は例年とほぼ変わらない収量およびスコアを出せたと思うので、ノミネートされることを願っていた。実際に最高金賞を受賞することができて、これまでの生徒たちの取り組みや努力に「最高金賞」をあげたいと思う。

■生徒より
「お米甲子園」では先輩方が何度も受賞しており、自分たちも良い結果を残したいと思っていた。今年は猛暑や冷夏などの気象変動にも強い有機肥料を中心に施肥し、水位コントロールにも注意した。最高金賞を受賞してステージに上がったときは、アナウンスの声も聞こえないほど緊張したが、とても嬉しかった。一つ一つ丁寧に作業をした結果が受賞につながったと思う。今後も丁寧に取り組んでいきたい。

【開催概要】
名  称:全国農業高校 お米甲子園 2022
日  時:令和4年12月3日(土)
    (同日開催の第24回米・食味分析鑑定コンクール:国際大会と併催)
場  所:小諸市文化センター(長野県小諸市)
主  催:米・食味鑑定士協会、「米・食味分析鑑定コンクール」小諸市大会実行委員会
特別協賛:JA全農
詳  細:米・食味鑑定士協会ホームページ:https://www.syokumikanteisi.gr.jp/kon-24/top.html