「和歌山県産温州みかん&はっさくサワー」を6月20日(火)に発売

全国農業協同組合連合会(本所:東京都千代田区、代表理事理事長:野口 栄、以下JA全農)は、国分グループ本社株式会社(本社所在地:東京都中央区、代表取締役会長兼CEO:國分勘兵衛)と「和歌山県産温州みかん&はっさくサワー」を共同開発しました。「和歌山県産温州みかん」のストレート果汁を10%、「和歌山県産はっさく」のストレート果汁を5%使用しています。アルコール度数は4%で、甘味と酸味のバランスを活かした味わいに仕上げました。6月20日(火)より、関西・中国・四国エリアのセブン‐イレブン約4,500店舗(2023年5月末現在)で発売を行い、全国のイトーヨーカ堂でも販売致します。

※店舗により、取り扱いのない場合があります。

和歌山県産「温州みかん」について
一般的にみかんと呼ばれる物は「温州みかん」のことを指し、温暖な気候のもとで栽培される和歌山県産のみかんは、生産量が全国で第一位です。また、温州みかんは日本生まれの固有種で、栽培が本格的に行われるようになったのは明治に入ってからといわれています。皮がむきやすく程よい甘さと酸味があることから、長年多くの方々に親しまれてきました。しかし、かつては一人当たり年間23.1㎏も食べられていましたが、食の多様化などの影響により最近では消費量は6.3㎏、収穫量はピーク時の約20%にまで大きく減少しています。

和歌山県産「はっさく」について
はっさくは1860年頃、広島県尾道市因島で発見されたかんきつです。全国の生産量の約7割を和歌山県が占めており、こちらも生産量が全国で第一位です。香りがよく甘酸適和した爽やかな風味とプリプリとした食感が特徴です。江戸時代から食されている日本古来の品種ですが、はっさくの収穫量も、ピーク時の約15%にまで大きく減少しています。

本商品は、変形・傷などがあり流通できなかった素材を加工用として使用することで、生産者の所得向上を目指しています。「和歌山県産温州みかん&はっさくサワー」は、2つの果実のストレート果汁を使用し、甘味と酸味のバランスを活かした味わいに仕上げました。このような市場流通に適さない果実を商品化し、有効利用する本取り組みは、国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)の「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」「12 つくる責任つかう責任」「15 陸の豊かさも守ろう」に資するものでもあります。

JA全農は、今後もこの取り組みを全国の産地・品目に拡大するため、引き続き、全国の産地と連携した共同開発に取り組んでいきます。

【商品概要】
・商 品 名  :和歌山県産温州みかん&はっさくサワー
・発 売 日  :2023年6月20日(火)
・種類別名称:リキュール(発泡性)
・価 格  :214.50円(税込)
・内 容 量  :350ml
・賞味期限 :1年間常温保存可能品
・原料供給元:JA和歌山県農