JA全農と国分グループ本社が共同開発 「岩手県産山ぶどうサワー」を9月19日(火)に発売

全国農業協同組合連合会(本所:東京都千代田区、代表理事理事長:野口 栄、以下JA全農)は、国分グループ本社株式会社(本社所在地:東京都中央区、代表取締役会長兼CEO:國分 勘兵衛)と「岩手県産山ぶどうサワー」を共同開発しました。本商品には岩手県産「山ぶどう」の果汁を10%使用し、アルコール度数は4%です。販売者はJA全農のグループ会社である全国農協食品株式会社(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:金子 千久)で、9月19日(火)より北関東と東北エリアのセブン‐イレブン約1,400店舗(2023年8月末現在)で発売した後に、全国のイトーヨーカドーとヨークベニマルでも順次販売されます。

※店舗により、取り扱いのない場合があります。

「山ぶどう」について

原料に使用している「山ぶどう」(正式には日本山ぶどう)は日本の風土が生んだ日本生まれの品種で、古くから存在し、「古事記」にもその名が記された由緒あるブドウです。一般的なブドウの品種に比べ1粒が8ミリ程度ととても小さいのが特徴ですが、種は大きく、一粒からほんのわずかな果汁しか採ることができません。また、通常のブドウは苗を植えてから実がなるまでに2年かかるのに対し、山ぶどうは6年もかかることに加え、木には雄雌があるため、実らせるのにも苦労します。そんな希少価値の高い岩手県産山ぶどう果汁を3年間真空熟成させ、えぐみ・雑味の元となる酒石酸を自然に沈殿させて上澄みだけを採取したジュース「山のきぶどう」を使用することで、ジューシーさと爽やかさが溢れる味わいを表現しました。

本商品は、香料不使用により、「山ぶどう」本来の芳醇な香りを楽しめる仕立てとしています。日本の在来種であるものの、酸味と渋味が強く、生果流通には向かない「山ぶどう」を商品化につなげていく本取り組みは、国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)の「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」「12 つくる責任つかう責任」「15 陸の豊かさも守ろう」に資するものでもあります。

JA全農は、今後もこの取り組みを全国の産地・品目に拡大するため、引き続き、全国の産地と連携した共同開発に取り組んでいきます。

【商品概要】
・商 品 名 :岩手県産山ぶどうサワー
・発 売 日 :2023年9月19日(火)
・種類別名称:リキュール(発泡性)
・価 格  :247.50円(税込)
・内 容 量 :350ml
・賞味期限 :365日(常温保存可能品)
・原料供給元:JAいわて中央他