「新潟県産ル レクチエサワー」を11月7日(火)に発売

全国農業協同組合連合会(本所所在地:東京都千代田区、代表理事理事長:野口 栄、以下JA全農)は、国分グループ本社株式会社(本社所在地:東京都中央区、代表取締役会長兼CEO:國分 勘兵衛)と「新潟県産ル レクチエサワー」を共同開発しました。新潟県産「ル レクチエ」の果汁を10%使用し、アルコール度数は4%です。
JA全農のグループ会社である全国農協食品株式会社(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役社長:金子 千久)を販売者とし、11月7日(火)より、新潟・北陸・長野・山梨・関西エリアのセブン‐イレブン約3,700店舗(2023年9月末現在)で発売した後に、全国のイトーヨーカドーとヨークでも順次販売します。
※店舗により、取り扱いのない場合があります。

「ル レクチエ」について
新潟県が「ル レクチエ」の一大産地となったのは、1902年に新潟県旧白根市茨曽根(現・新潟市南区)の農家の小池左右吉氏がロシア・ウラジオストクへ旅行した際、西洋なしに出会ったことがきっかけと言われており、そのおいしさから栽培を決意し、原産地のフランスから数十種類の苗木を取り寄せて栽培が始まりました。豊かな甘みと芳香、なめらかな舌触りは「ル レクチエ」ならではの風味と食感であり、おいしさの秘密は「追熟」と呼ばれる作業によるものです。西洋なしは樹上では完熟しないため、収穫後、一定期間の「追熟」が必要となります。収穫時は緑色の果実も、細かな温度管理や湿度管理、換気等をおこなうことにより、収穫から約40日後にパステルイエローに変わります。このように生産が極めて難しいことから、「ル レクチエ」は“幻の洋梨”とも呼ばれています。

本商品は、香料不使用により、「ル レクチエ」本来の爽やかな甘さと芳醇な香りが引き立つサワーに仕上げました。本商品は、流通に適していない素材を加工用として使用することで、生産者の所得向上を目指しています。このような市場流通に適さない果実を商品化し、有効利用する本取り組みは、国連の定める持続可能な開発目標(SDGs)の「9 産業と技術革新の基盤をつくろう」「12 つくる責任つかう責任」「15 陸の豊かさも守ろう」に資するものでもあります。

JA全農は、今後もこの取り組みを全国の産地・品目に拡大するため、引き続き、全国の産地と連携した共同開発に取り組んでいきます。

【商品概要】
・商 品 名 :新潟県産ル レクチエサワー
・発 売 日 :2023年11月7日(火)
・種類別名称:リキュール(発泡性)
・価 格  :239.80円(税込)
・内 容 量 :350ml
・賞味期限 :365日(常温保存可能品)
・原料供給元:JA新潟かがやき他