クリスマスチキン包装資材のプラスチック使用量を半減 グループ内連携でリテール店舗の環境対策を促進

JA全農は、株式会社アサヒブロイラー(本社: 東京都中央区、代表取締役社長:野瀬浩徳、以下「アサヒブロイラー」)と連携して、12月23日(土)から同社直営店で販売するクリスマス限定商品を対象に、包装資材のプラスチック削減の取り組みを行います。
※アサヒブロイラーは、デパ地下や駅ナカで焼き鳥や総菜のリテール店舗を展開する全農グループの会社です。

全農は、これまで農業の生産現場でバイオプラスチックを使用した生分解性マルチの普及拡大や園芸用ハウスにおける中長期展張フィルム切替による廃プラ発生量の抑制などの環境負荷低減に取り組んできましたが、今回はリテール側での取り組みの1つとして、クリスマス限定商品の包装資材を減プラ化しました。従来使用していた資材には約45%、重量では約5.8g/枚のプラスチックが配合されていましたが、新しい資材はクラフト紙を主体にすることによって、プラスチック配合量を約21%、重量を約2.4g/枚まで削減しました。また、包装資材のデザインにはクリスマスリースと資源循環の輪をイメージしたものを採用し、裏面には環境省の「プラスチック・スマート※」の活動に賛同するロゴマークを使用しています。
※プラスチック・スマートとは、世界的な海洋プラスチック問題の解決に向けて、個人・自治体・NGO・企業・研究機関など幅広い主体が連携協働して取り組みを進めることを後押しする活動です。

リニューアルした包装資材を使用する対象商品は「ローストチキンもも焼(鹿児島いいとこ鶏・国産鶏)」で、12月23日(土)から25日()までアサヒブロイラーの直営リテール店舗41店で販売されます(店舗によっては12月22日()から販売)。店頭では、POPを掲示して消費者にもプラスチック削減への協力を呼びかけます。
予約注文も承っていますので、お近くの店舗にお問い合わせください(12月1日から20日まで)。

今後も、生産分野だけでなく食品用包装資材分野でも、環境に配慮した資材の積極的な活用を推進していきます。